バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

呼吸しても空気が漏れない肺手術用接着剤を開発

2019年03月10日 | 循環系 心臓

~タラゼラチンの化学修飾により実現 ブタ摘出肺で実証し前臨床試験へ~

2019.02.19
国立研究開発法人物質・材料研究機構 (NIMS)
国立大学法人 筑波大学

NIMSと筑波大学の研究グループは、肺がん等の肺切除術後、肺表面の欠損を閉鎖する接着剤において、従来材料の約2倍の追従性と約1.4倍の耐圧強度を有する新たな接着剤を開発しました。スケソウダラ由来のゼラチンを化学修飾することで、呼吸しても空気を漏らさない接着剤として機能することを、大型動物であるブタの摘出肺で実証しました。現在主流である血液由来の接着剤に代わる接着剤として前臨床試験での成果が期待されます。
https://www.nims.go.jp/news/press/2019/02/201902140.html

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。