バイオの故里から

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ダイオキシントラッピング能を有するタンパク質

2008年03月23日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2002-30045 出願日 : 2002年2月6日
公開番号 : 特許公開2003-231697 公開日 : 2003年8月19日
出願人 : 科学技術振興事業団 外2名 発明者 : 近藤 隆一郎 外3名

発明の名称 : ダイオキシントラッピング能を有するタンパク質

【課題】 2,7-ジクロロジベンゾ-P-ダイオキシン(diCDD)、2,3,7-トリクロロジベンゾ-P-ダイオキシン、ジクロロジベンゾフラン等のダイオキシンを水相にトラッピングすることができる白色腐朽菌Ceriporia sp.MZ-340(FERM BP-6864)由来のダイオキシントラッピング能を有するタンパク質及びその製造方法、並びに、ダイオキシンのトラッピング方法を提供すること。
【解決手段】 白色腐朽菌MZ-340を培地に培養し、ダイオキシンを水相にトラッピングすることができるダイオキシントラッピング能を有する菌体外タンパク質を培養液から採取する。ダイオキシンを水相にトラッピングすることができる菌体外タンパク質は、分子量が10kDa以上であり、pH2.3~3.2の範囲で相対活性70%以上のdiCDDトラッピング能や、25℃~45℃の温度範囲で相対活性80%以上のdiCDDトラッピング能を示す。

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