バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

インフリキシマブは肺炎や投与時反応既往者への再投与時も忍容性良好

2007年11月12日 | 医療 医薬 健康
 抗TNFα薬の登場は、従来療法でコントロール不良な関節リウマチ(RA)患
者への大きな福音となったが、副作用のために抗TNFα薬投与を中断せざるを
得なかった患者に対する再投与の安全性に関する情報は少ない。田辺三菱製薬
の矢野敏朗氏らは、インフリキシマブ(IFX)市販後全例調査(PMS)にて集積
されたIFX投与RA患者5000例のデータを解析、肺炎や投与時反応既往者にIFXを
再投与した場合の安全性について、米国リウマチ学会・学術集会のポスターセ
ッションで報告した。
詳しくは以下の画面へ
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_10397_71449_9

◆ 抗TNFα療法の1年間継続率は7割前後と良好
 米国では関節リウマチに対する抗TNFα薬の新規処方が著明に増加している。
2003年以降、3つの抗TNFα薬が上市されているが、米国セントコア社の
Dabbous氏らは、2つの医療保険請求データベースのデータに基づき、抗TNF療法
の継続状況を調査した結果、1年継続率は7割前後と良好であり、特にインフリ
キシマブ(IFX)では他の2剤より有意に優る高い継続率が認められたことを報
告した。研究成果は米国リウマチ学会・学術集会の臨床研究会で発表された。

詳しくは以下の画面へ
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_10397_71449_10

◆ 抗TNFα薬の中でインフリキシマブは他剤切り替え率が低い
 抗TNFα薬は強力な症状改善効果とともに関節破壊進展抑制効果をもち、関節
リウマチ(RA)治療に重要な役割を担っている。米国ではインフリキシマブ
(IFX)、エタネルセプト(ETN)、アダリムマブが上市され、個々の患者の病態な
どによって使い分け、切り替えがなされている。米セントコア社のTang氏らは、
抗TNFα薬間の切り替えの実態について検討。米国リウマチ学会・学術集会の臨
床研究会で、米国で使用可能な3剤のなかで、IFXは最も切り替え率が低かったこ
とを報告した。

詳しくは以下の画面へ
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_10397_71449_11

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