バイオの故里から

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CD28と超抗原との相互作用に基づくin-vitroにて有効な広域スペクトルの超抗原毒素アンタゴニスト

2012年07月24日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2003-582189 出願日 : 2003年4月3日
公表番号 : 特許公表2006-505500 公表日 : 2006年2月16日
出願人 : イースム、リサーチ、デベロプメント、カンパニー、オブ、ザ、ヘブライ、ユニバーシティー、オブ、イエルサレム 発明者 : レイモンド、ケンプファー 外1名
発明の名称 : CD28と超抗原との相互作用に基づくin-vivoにて有効な広域スペクトルの超抗原毒素アンタゴニストおよびその使用
本発明は、アミノ酸配列HVKGKHLCP(配列番号3でも示される)の一部または全てを含んでなるCD28分子内の超抗原結合部位に関する。この部位は超抗原と、発熱性外毒素の空間的に保存されているドメイン(このドメインはMHCクラスII分子およびTCRのいずれとの結合にも関係していない)を通じて特異的にかつ直接結合する。この部位でのCD28分子と超抗原の直接結合はB7-2リガンドのCD28との結合を促進し、かつ、IL-2および/またはIFN-g遺伝子発現の誘導により定義されているTh1リンパ球の活性化に必要不可欠である。本発明は、この相互作用を阻害することにより、Th1リンパ球の超抗原媒介性活性化を阻害し、そうすることで毒素性ショックから防御し、かつ、防御免疫を誘発もし得る物質を提供する。本発明はさらに、CD28分子と特異的に結合し、Th1リンパ球の発熱性外毒素媒介性活性化を拮抗し得る試験物質に関してスクリーニングする方法におけるCD28分子またはs-Ag結合部位を含んでなるその断片の使用に関する。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

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