バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

組換え微生物バイオセンサー

2011年10月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-340804 出願日 : 2007年12月28日
公開番号 : 特許公開2009-159862 公開日 : 2009年7月23日
出願人 : 国立大学法人宇都宮大学 発明者 : 前田 勇 外5名

【課題】振盪培養器を必要とせず、嫌気条件下での培養により遺伝子組換え細菌を自然界にばら撒くおそれがない、少量の試料から精度よく短期間で簡便にヒ素等の環境中の有害汚染物質を検出することができる、コスト、操作性、迅速性の面で優れたバイオセンサーを提供すること。
【解決手段】被検物質の存在下に、フィトエン不飽和化酵素(CrtI)遺伝子が破壊され、CrtIを発現する機能を喪失した、スピリロキサンチン経路を有する淡水性紅色細菌に、誘導物質に応答して下流遺伝子への転写を促進する誘導性プロモーターとその下流に作動可能に連結されたCrtI遺伝子とを組み込んだベクターが導入されている形質転換淡水性紅色細菌を嫌気的明条件下で培養し、前記形質転換淡水性紅色細菌菌体の緑色から赤色への色調変化の程度を評価し、色調変化が認められた場合、前記被検物質が前記誘導物質を含むと判断する。J-Store >>国内特許コード P110005235

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