バイオの故里から

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第一三共が、インドのジェネリック最大手「ランバクシー・ラボラトリーズ」を買収

2008年06月14日 | 医療 医薬 健康
 ランバクシー、私は初めて名前を聞きました。
医薬品業界外資vs国内メーカーの攻防―攻める外資の戦略と迎え撃つ国内メーカーの対応策によると、ジェネリックメーカーの中で、売上世界第8位の会社だそうです(売上1600億円)。
日本はジェネリック普及が遅れている分、ビジネスチャンスが残っているとも言えます。そういう日本のジェネリック市場に魅力を感じるランバクシーと、新興国やジェネリックといった新たな市場を開拓したい第一三共の間で、win-winの交渉が成立したのでしょうかね。Blog お薬、疾患 2008-06-14

▼ランバクシーをめぐっては、第一三共<4568.T>が11日、株式50.1%以上を最大46億ドル(約5000億円)で取得し、連結子会社化することで合意したと発表していた。 ビジネス・スタンダードによると、ファイザーは1年前に買収の可能性についてランバクシー創設者と交渉を行っており、機関投資家などが保有する約65%の株式取得を提案する可能性がある。ビジネスニュース2008-06-13

▼『世界で一番売れている薬』 山内喜美子 著
     第13回小学館ノンフィクション大賞受賞作
2006年の小学館ノンフィクション大賞「優秀作」を受賞した本作は、高脂血症治療薬「スタチン」を開発した遠藤章博士の半生記である。約6000種類の菌類の試験から、ついに目的の物質「ML—236B」を開発したが、会社の無理解、同一物質を発見したとするライバルの登場、特許をめぐる日米の障壁と商品化までに多くの曲折があった。現在世界で3000万人がこの薬を飲んでいるといわれる。最近、日本人の食生活の変化により、メタボリックシンドロームの危険性が叫ばれているが、心臓病や脳卒中による死亡リスクを3分の1にまで減らしたといわれるこの薬がなければ、もっと大変な事態になっていたのは間違いない。http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/31818788

▼世界で一番売れている薬って何だと思います?
   答えは、「スタチン」です。
 高脂血症治療薬つまり、対コレステロールの薬です。実は、この薬最初に開発したのは日本人の研究者なんです。ご存知でしたか?
http://d.hatena.ne.jp/hasen-fus/20080610/1213049652

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