バイオの故里から

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微生物を用いたピペリジン誘導体の製造方法

2008年04月15日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2002-580867 出願日 : 2001年11月6日
公表番号 : 特許公表2004-522454 公表日 : 2004年7月29日
出願人 : アルバニー モレキュラー リサーチ インコーポレイテッド 発明者 : マイケルズ ピーター シー. 外1名

発明の名称 : 微生物を用いたピペリジン誘導体の製造方法

本発明は化学式IAおよび/またはIBに記載の構造を有する生成物化合物の製造に関する。
【化1】


【化2】


式中、nは0もしくは1であり、R1は水素もしくはヒドロキシであり、R2は水素であり、またはnが0である場合、R1およびR2が一緒になって、R1およびR2を有する炭素原子間で第2の結合が形成され、n=1であれば、R1およびR2はそれぞれ水素であり、R3は-COOHもしくは-COOR4であり、R4はアルキルもしくはアリール部分であり、A、BおよびDはその環の置換基であり、それぞれ異なっていても同じであってもよく、水素、ハロゲン、アルキル、ヒドロキシおよびアルコキシからなる群より選択される。本方法は、生成物化合物を製造するのに有効な条件下で微生物の存在下、化学式IIAおよび/またはIIBに記載の構造を有する開始化合物をインキュベートする工程を含む。
【化3】


【化4】


式中、R3は-CH3であり、R1、R2、A、BおよびDは上記の通りである。微生物は、ストレプトマイセス属、ステムフィリウム属、グリオクラジウム属、バシラス属、ボトリティス属、シアサス属、リゾプス属、ピクニオドスフォラ属、シュードモナス属、ヘリコスチラム属、アスペルギルス属、ケカビ属、ゲラシノスポラ属、ロドトルラ属、カンジダ属、マイコバクテリウム属、またはペニシリウム属に由来してもよい。または、微生物はカニングハメラ・バイニエリでありうる。

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