バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

光による細胞の接着制御

2009年01月31日 | 細胞と再生医療
 産総研では、生体中で情報伝達などさまざまな働きをもつペプチドのケージド化合物化に取り組み、汎用なケージドペプチドの合成法の開発を行ってきましたが、これを細胞接着の制御へ応用することを試みました。細胞膜表面の膜タンパク質であるインテグリンは、細胞の足場となる細胞外マトリックス(ECM)を構成するタンパク質のフィブロネクチンと結合します。このフィブロネクチンの中の、アルギニン-グリシン-アスパラギン酸(RGD)のアミノ酸配列が接着に不可欠な要素です。私たちはRGDを含むペプチドに光解離性保護基であるニトロベンジル基を導入し、ケージドRGDペプチドを合成しました。これを培養基板表面に固定化することによって、光で細胞の接着性を制御することを実現しました。基板上の光照射した部位にのみ細胞が接着することが可能となり、接着のタイミングも制御ができます。http://www.aist.go.jp/aist_j/aistinfo/aist_today/vol09_01/p10.html
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