バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

光照射 NMR 技術によるタンパク質の光中間体構造の検出に成功

2018年07月04日 | 医療 医薬 健康
〜光を利用して働くタンパク質のダイナミックな構造変化の理解につながる成果~

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.07.04
神戸薬科大学 北海道大学 岡山大学 横浜国立大学 日本医療研究開発機構

 横浜国立大学の内藤 晶 名誉教授、川村 出 准教授、上田一義 教授、槇野義輝博士、岡山大学 須藤雄気教授、神戸薬科大学 和田昭盛教授、沖津貴志講師、北海道大学 加茂直樹名誉教授らの研究グループは、光照射型-固体核磁気共鳴分光(NMR)装置を用いて、ロドプシンタンパク質の一つであるフォボロドプシンが光吸収後に生成する複数の光中間体のレチナールの構造を解明しました。

https://research-er.jp/articles/view/72187

凍死を防ぐタンパク質の新しいクラス分けを提案

2018年07月04日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
凍死を防ぐタンパク質の新しいクラス分けを提案 ~不凍タンパク質の新たな機能発現機構の解明に期待~

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.07.04
北海道大学

北海道大学低温科学研究所の佐﨑 元教授とアルフレッド・ウェゲナー極地海洋研究所(ドイツ)のマッダレーナ・バイヤー-ジラルディ博士らの研究グループは,海氷に生息する微細藻類Fragilariopsis cylindrus*1 由来の不凍タンパク質*2(fcIBP)が,従来の不凍タンパク質のクラス分けには当てはまらないことを見出しました。
https://research-er.jp/articles/view/72189

コアラの全ゲノム配列の解読に成功

2018年07月04日 | 生命科学 生物誌
コアラの全ゲノム配列の解読に成功 -コアラはなぜ猛毒のユーカリを食べるのか?-

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.07.04
京都大学

京都大学霊長類研究所・ワイルドライフサイエンス(名古屋鉄道)寄附研究部門の早川卓志 特定助教は、オーストラリア博物館が指揮する コアラゲノム・コンソーシアム』に参加しました。本コンソーシアムは、コアラの全ゲノム配列の解読に成功しました。さらに、コアラが持つユニークな生態の遺伝的背景を解明し、保全を目的とした遺伝的多様性の評価を実施しました。
https://research-er.jp/articles/view/72200

体内で細胞の増殖を制御する仕組みの一端を解明

2018年07月04日 | 医療 医薬 健康
-細胞増殖シグナルの可視化に成功し、腫瘍形成における変化を解明-

プレスリリース 掲載日:2018.07.04
京都大学

京都大学大学院生命科学研究科 今城正道 助教、松田道行 同教授、および医学研究科 牟田優 研修員らの研究グループは生きたマウスの腸上皮組織内で ERK の活性を可視化することに成功し、ERK の制御機構の一端を解明しました。
https://research-er.jp/articles/view/72201

アスパラガス擬葉を有効成分とする自律神経調整剤

2018年07月04日 | 健康・栄養機能性成分

出願人: 日生バイオ株式会社
発明者: 池田 哲之, ワン チー, 許 善花, 多田 祐也, 西村 太輔

出願 2010-183967 (2010/08/19) 公開 2011-153125 (2011/08/11)

【要約】【課題】安全かつ効果的に自律神経を調整することができ、自律神経失調症の予防又は改善、睡眠状態を効果的に改善できる自律神経調整剤、自律神経失調症の予防又は改善用機能性食品又は食品素材、及び前記自律神経調整剤を自律神経失調症の予防又は改善用、及び睡眠改善用として食品又は食品素材に含有する使用方法を提供すること。【解決手段】アスパラガス擬葉や、その処理物(粉砕処理物、細断処理物、乾燥処理物、焙煎処理物、抽出処理物、超音波ホモゲナイズ処理物、凍結処理物の他、これらの処理の組み合わせにより得られる処理物)、好ましくは乾燥粉末を有効成分として用いる。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2011153125/

大気汚染が糖尿病の原因に、世界で年間320万人発症 米研究

2018年07月04日 | 医療 医薬 健康

CNNニュース2018.07.02


(CNN) 大気汚染はたとえ米環境保護庁(EPA)や世界保健機関(WHO)の基準を下回っていたとしても、世界で糖尿病のリスクを増大させているという研究結果を、このほど米ワシントン大学などの研究チームが発表した。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35121786.html

骨髄組織損傷時における造血幹細胞の分裂制御メカニズムの解明

2018年07月04日 | 細胞と再生医療
骨髄組織損傷時における造血幹細胞の分裂制御メカニズムの解明:体外での幹細胞増幅に向けて

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.07.03
熊本大学

熊本大学国際先端医学研究機構の梅本晃正特任助教、須田年生卓越教授らのグループは、血液細胞の源となる造血幹細胞が体内で分裂する時のメカニズムに着目し、分裂時における造血幹細胞のミトコンドリアの活性化の強さが、分裂後の造血幹細胞の運命決定において重要であることを見出しました。

https://research-er.jp/articles/view/72162

細菌のIII型分泌装置の機能を試験管中で再現!

2018年07月04日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
細菌のIII型分泌装置の機能を試験管中で再現! 食中毒菌の病原性のみを奪う薬剤スクリーニングに期待

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.07.03
大阪大学

大阪大学大学院理学研究科の今田勝巳教授、寺島浩行特任助教(常勤)(現:名古屋大学大学院理学研究科助教)、大学院生命機能研究科の川本晃大特任助教(常勤)(現:蛋白質研究所特任助教(常勤))、南野徹准教授、難波啓一特任教授の共同研究グループは、細菌のべん毛III型分泌装置を試験管内で再構成し、タンパク質の輸送と細菌べん毛の構築を再現することに世界で初めて成功しました。

https://research-er.jp/articles/view/72160

スマート体重計で表示されるデータは正確さは?

2018年07月04日 | 海外情報


人民網日本語版 2018年07月03日13:31


夏になり、多くの人がダイエットに勤しんでいる。あるECサイトで「スマート体重計」と入力すると、瞬く間に1万件ちかくの検索結果が表示される。これらの体脂肪を計測できる「スマート体重計」にはさまざまなブランドがあり価格も異なるが、身体の各種指標を測定することを最大の目玉としている。売り手によると、これらの「スマート体重計」は体重を測定するほか、筋肉量、体脂肪率、骨量、基礎代謝などの指標を表示できる。これらの体脂肪計に表示されるデータは、どのように計算されているのだろうか。そしてそのデータは正確なのだろうか。
http://j.people.com.cn/n3/2018/0703/c95952-9477185.html