バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新テクノロジーでカビのゲノムを解析し、新薬候補を判定

2017年12月12日 | 創薬 生化学 薬理学
BioQuick.,2017-09-21.,微生物/ウイルス研究のライフサイエンスニュース

カビ類は創薬にとって天然分子の豊かな宝庫ではあるが、様々な困難もあり、製薬会社もこの宝庫に手を付けることをためらってきた。
http://biomarket.jp/bioquicknews/article686.html

インフルエンザウイルスの広範なペプチド阻害剤を開発

2017年12月12日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
BioQuick News.,2017-10-微生物/ウイルス研究のライフサイエンスニュース

Scripps Research Institute (TSRI) とJanssen Research & Development (Janssen) の研究チームは、広いスペクトルのインフルエンザ・ウイルス株を中和する人工ペプチド分子を開発した。ペプチドはアミノ酸の短い鎖であり、タンパク質と似ているがもっと小さくて単純な構造である。この人工ペプチド分子はインフルエンザを標的とする医薬になる可能性を秘めている。
http://biomarket.jp/bioquicknews/article694.html

遺伝子組み換え幹細胞で増殖した皮膚を移植し、致死性の遺伝性皮膚疾患の児童を救うことに成功

2017年12月12日 | 細胞と再生医療
BioQuickNews
遺伝子研究のライフサイエンスニュース

ドイツのRuhr-Universität Bochum, burn unitとイタリアのUniversity of Modena, Center for Regenerative Medicineの医療チームは、遺伝疾患で広範な皮膚の損傷を受けている児童に遺伝子組み換え幹細胞から増殖した皮膚を移植し、治療に初めて成功した。少年の症状はいわゆる” butterfly child”と呼ばれる遺伝性の表皮水疱症に苦しんでおり、表皮の約80%が損傷を受けるひどい状態だった。既存の治療法がすべて失敗したことから、Bochumの医療チームは実験的な治療を施してみることにした。その治療が成功し、治療開始から2年経った今、少年は家族との生活や社会生活にも参加できるようになった。
http://biomarket.jp/bioquicknews/article704.html

自己免疫疾患の発見から新薬開発へ:TLR8阻害低分子を合成

2017年12月12日 | 医療 医薬 健康
創薬研究のライフサイエンスニュース

University of Colorado (UC) Boulderの研究チームは、身体の自己組織攻撃の原因となるタンパク質を阻害する有望な薬物に似た化合物を発見した。この化合物はいつかリューマチ様関節炎その他の自己免疫疾患の治療に一大改革をもたらすかもしれない。
http://biomarket.jp/bioquicknews/article705.html