バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

細胞をピンポイントに破壊、難治性がん対策に期待高まる

2016年12月09日 | 癌 ガン がん 腫瘍

次世代がん治療「BNCT」もうすぐ実用化
細胞をピンポイントに破壊、難治性がん対策に期待高まる

日刊工業新聞.,2016年12月03日

 次世代のがん治療法である「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)」が実用化に向け、熱気を帯びてきた。現在治験中で、早ければ2019年にも薬事承認され、医療としての利用が期待されている。従来、治療が難しかった難治性がんに対応でき、正常細胞にも影響がないとされるBNCT。がん治療の新たな道を開く。
http://newswitch.jp/p/7011

H5N6型インフルエンザウイルス、起源と進化のメカニズムが解明

2016年12月09日 | 医療 医薬 健康

人民網日本語版 2016年12月08日13:33

中国科学院が5日に発表した情報によると、中国人科学者はH5N6型インフルエンザウイルスがH5N1型に代わり、流行する強毒株になる流れがあることを発見した。ウイルス遺伝子進化の研究により、H5N6型ウイルスの遺伝子の起源と進化のメカニズムを解明し、H5N6型ウイルスの発生と感染拡大においてアヒルの群れが重要な作用を発揮することを確認した。関連論文は最新の学術誌(電子版)に掲載された。科技日報が伝えた。
http://j.people.com.cn/n3/2016/1208/c95952-9152319.html

トランプ「薬価引き下げる」 具体案は示さず、製薬関係者に波紋

2016年12月09日 | 医療 医薬 健康

Newsweek.,2016年12月8日

 トランプ次期米大統領は7日、タイム誌のインタビューで、医薬品の価格動向に不満に感じているとし、「薬価を引き下げる」と述べた。ただ、具体的にどのように引き下げを実施するかについては言及しなかった。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/12/post-6503.php

足場依存性細胞の培養方法

2016年12月09日 | 細胞と再生医療
出願人: 国立大学法人山口大学
発明者: 中島 雄太, 南 和幸

出願 2012-227132 (2012/10/12) 公開 2014-079171 (2014/05/08)

【要約】【課題】三次元的に培養されている浮遊細胞を任意の時期に二次元的に培養されている細胞に転換して、培養を継続させるための方法や、細胞凝集体が基板に接着するメカニズムを観察するシステムを提供すること。【解決手段】(a)培養用基板にアルギン酸カルシウム被膜を成膜する工程;(b)幹細胞等の足場依存性細胞を、培養液中の上記アルギン酸カルシウム金属被膜基板上に浮遊させて培養する工程;(c)培養液にEDTA等のアルギン酸多価金属被膜可溶化剤を添加し、培養用基板上のアルギン酸多価金属被膜を可溶化する工程;(d)浮遊培養した足場依存性細胞を基板上に接着させて培養を行う工程;を備えた足場依存性細胞の培養方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014079171/

大腸がん細胞はグルタミン代謝を利用して生存する!

2016年12月09日 | 癌 ガン がん 腫瘍

大腸がん細胞はグルタミン代謝を利用して生存する! 大腸がんの診断・治療法に「代謝」の視点が加わることに期待

日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2016.12.08
大阪大学

大阪大学大学院医学系研究科の今野雅允寄附講座助教(先進癌薬物療法開発学寄附講座)、石井秀始特任教授(常勤)(癌創薬プロファイリング学共同研究講座)、森正樹教授(消化器外科)らのグループは、大腸がん細胞はグルタミンを取り込んで、細胞の生存に必須な脂肪酸、タンパク質、核酸を産生し、増殖していることを明らかにしました(図1)。

今後、大腸がんに対して、グルタミン代謝など新たな視点を加えることにより、画期的な診断や治療法につながることが期待されます。
https://research-er.jp/articles/view/53296