バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

細胞のリプログラミング方法およびゲノムの改変方法

2016年06月26日 | 細胞と再生医療
出願人: セルラー ダイナミクス インターナショナル, インコーポレイテッド
発明者: バーク, トーマス, ミラー, マイケル, マクラクラン, マイケル, ディカーソン, サラ, ストラウス, アン

出願 2014-520269 (2012/07/11) 公開 2014-520551 (2014/08/25)

【要約】改変した人工多能性幹(iPS)細胞を生産するための方法を提供する。この方法は、体細胞に、それらのゲノムに組み込むための第一の核酸を導入することと、細胞をリプログラミングし、核酸がそれらのゲノムに組み込まれた改変されたiPS細胞を生産することを含む。例えば、特定の側面では、1つまたは複数のリプログラミング因子を発現する遺伝要素を導入し、この細胞を、リプログラムされた細胞を生産するのに十分な条件下で培養することにより、細胞をリプログラムする。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2014520551/


人工多能性幹細胞の分化誘導方法

2016年06月26日 | 細胞と再生医療
出願人: 大日本印刷株式会社, 独立行政法人国立成育医療研究センター
発明者: 岡崎 拓矢, 土屋 勝則, 清水 雄二, 梅澤 明弘, 阿久津 英憲

出願 2014-114190 (2014/06/02) 公開 2015-015943 (2015/01/29)

【要約】【課題】本発明は、効率良くかつ安定的に、幹細胞から内胚葉系細胞を分化誘導するための手法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、人工多能性幹細胞から内胚葉系細胞を分化誘導する方法であって、基材と、基材上に形成された複数の隔離された細胞接着領域及び各細胞接着領域を囲む細胞非接着領域とを備える細胞培養基材を準備する工程、人工多能性幹細胞を、細胞培養基材に対し播種する工程、及び播種した人工多能性幹細胞を培地中で培養する工程、を含み、細胞培養基材の細胞非接着領域が、ポリエチレングリコールが基材上に固定化されて形成されたものであり、細胞接着領域が基材上に固定化されたポリエチレングリコールの少なくとも一部が酸化及び/又は分解されて形成されたものであり、各細胞接着領域の面積が0.785mm2未満である、前記分化誘導方法に関する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2015015943/

誘導型多能性幹細胞の製造方法

2016年06月26日 | 医療 医薬 健康
出願人: 国立大学法人 東京大学
発明者: 中 内 啓 光, 大 津 真, 高 山 直 也, 安 東 赫

出願 JP2011063650 (2011/06/15) 公開 WO2011158852 (2011/12/22)

【要約】細胞初期化因子が誘導型多能性幹細胞のゲノム中に挿入されることなく、簡便かつ効率的に、誘導型多能性幹細胞を製造しうる方法を提供することを目的とし、細胞外分泌シグナル、プロテアーゼ認識配列、蛋白質導入ドメインおよび細胞初期化因子を含む融合タンパク質をコードするDNAが導入された細胞を調製し、該細胞から分泌される融合蛋白質を、体細胞に導入することにより、安全、簡便、かつ効率的に、誘導型多能性幹細胞を製造しうることを見出した。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2011158852/

心臓人工多能性幹細胞ならびに心筋の修復および再生に使用する方法

2016年06月26日 | 医療 医薬 健康
出願人: ユニバーシティ オブ セントラル フロリダ リサーチ ファウンデーション,インコーポレイテッド

出願 2013-534029 (2011/10/14) 公開 2013-540777 (2013/11/07)

発明者: シングラ、 ディネンダー
【要約】これまで報告された心筋細胞の分化は、マウスおよびヒトの線維芽細胞由来のiPS細胞からのものであった。本発明において、梗塞発症の心筋を修復し再生させる能力を有する、心臓特異的細胞型または心室特異的細胞型由来のiPS細胞を生成する。細胞を4つの幹細胞性因子で形質導入し、iPS細胞に再プログラムする。これらの心臓iPS細胞は、拍動する心筋細胞に分化することができ、心臓特異的構造を形成し、心臓特異的タンパク質の染色について陽性であった。移植された細胞はまた、アポトーシスおよび線維症を著しく抑制し、心機能を改善させた。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2013540777/

「カビから体を守る」(視点・論点)

2016年06月26日 | 菌類 細菌

千葉大学真菌医学研究センター教授 亀井 克彦

病院で亡くなった患者さんたちの中で、重症のカビによる病気を持っていた方の割合を、解剖時の所見をもとに見てみると、1960年代には2%以下だったものが、その後、右肩上がりに増えて、現在は大体5%程度にまで増加していることがわかります。5%というと20人に一人ということですので、かなりの割合です。NHK解説アーカイブス 2016年06月20日