バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

がんの征圧は間近か!? - 鳥取大、悪性度の高い未分化がんを正常細胞に転換

2014年01月28日 | 癌 ガン がん 腫瘍

鳥取大学は1月25日、クローニングしたRNA遺伝子に関連して発現変動する単一の「マイクロRNA」を悪性度の高い未分化がんに導入したところ、容易に悪性度を喪失させることができ、正常幹細胞へ形質転換できることを発表した。

成果は、鳥取大 医学部病態解析医学講座 薬物治療学分野の三浦典正 准教授らの研究チームによるもの。 マイナビニュース 1月28日


種の手掛かり遺伝子転移=藻類で初発見-海洋機構

2014年01月28日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

 鹿児島県薩摩川内市にある上甑島の貝池の泥から採取した特殊な藻類のDNAを調べたところ、たんぱく質を合成する細胞小器官「リボソーム」を生み出す遺伝子の一つが2種類あり、うち1種類は別の微生物から転移して来たことが分かった。海洋研究開発機構の矢吹彬憲研究員らが27日までに発表した。
 この遺伝子は「リボソーマルRNA(リボ核酸)遺伝子」と呼ばれ、形態で区別しにくい藻類などの単細胞生物で種を特定する手掛かりに使われる。細菌などの原核生物では転移する例が知られていたが、藻類や動植物の真核生物で確認されたのは初めてという。
 近年、新薬開発やバイオ燃料生産などに役立つ微生物を探す研究が盛んになっている。矢吹研究員は「真核生物でどれくらいの頻度で起きるか分からないが、(種の特定には)注意が必要ではないか」と話している。論文は欧州の微生物生態学誌「ISMEジャーナル」電子版に掲載された。Yahoo News.,2014/01/27


鳥インフル:毒性強いH5N8型 韓国で急速に拡大

2014年01月28日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

 ◇渡り鳥媒介 日本へ飛び火のおそれも

 極めて毒性の強い高病原性鳥インフルエンザ(H5N8型)が、韓国で急速に拡大している。ウイルスは首都圏から南西部・全羅南道まで朝鮮半島西岸各地で検出されている。渡り鳥が媒介している可能性があり、日本へ飛び火する恐れもある。毎日新聞 2014年01月27日

生体内において徐放性の薬物送達を可能とするゼラチンゲル

2014年01月28日 | 医薬工学 製剤 DDS

出願番号 : 特許出願2012-139890 出願日 : 2012年6月21日
公開番号 : 特許公開2014-5211 公開日 : 2014年1月16日
出願人 : 国立大学法人 鹿児島大学 発明者 : 武井 孝行 外3名
発明の名称 : ゼラチンゲルの作製法

【課題】本発明は、化学架橋剤を含まない、生体内において徐放性の薬物送達を可能とするゼラチンゲル及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ゼラチンゲルの製造方法であって、(i)ゼラチンに疎水基が導入されてなるゼラチン誘導体を有機溶媒に溶解する工程;(ii)工程(i)で得られた、該ゼラチン誘導体が溶解した有機溶媒を凍結乾燥して乾燥物を得る工程;及び(iii)工程(ii)で得られた乾燥物に水性溶媒を加えて膨潤及びゲル化させ、ゼラチンゲルを得る工程、を含む、上記方法。J-Store >>国内特許コード P140010223