バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

発がん原因:遺伝子異常22種 7042人分解析

2013年08月15日 | 癌 ガン がん 腫瘍
 国立がん研究センター(東京都中央区)を中心とする国際研究チームは、30種類のがんを対象に細胞の遺伝子の突然変異を調べ、がんの原因となる変異のパターン22種類を発見した。日米欧豪7カ国の患者7042人の遺伝子変異約500万個を網羅的に調べた成果で、大量の情報から新しい知識を導き出す「ビッグデータ」技術の医療への応用として注目される。今後、予防策の確立が期待できるという。15日付の英科学誌ネイチャー電子版で発表する。毎日新聞 2013年08月15日


「グルコサミン」「コンドロイチン硫酸」安全性:危険情報

2013年08月15日 | 医療 医薬 健康
・65歳男性 (スイス) が、コンドロイチン硫酸 (800 mg/日) 含有サプリメントを2年間摂取しており、8週間前から、グルコサミンとコンドロイチン硫酸 (1,230 mg/日) 含有サプリメントに変更したところ腹痛、疲れ、黄疸などを呈し、急性自己免疫肝炎と診断されたという報告がある (PMID:23391366) 。(PMID:23391366) Int J Clin Pharmacol Ther. 2013 Mar;51(3):219-23.
http://hfnet.nih.go.jp/notes/detail.php?no=930

「クワ」安全性:医薬品等との相互作用

2013年08月15日 | 医療 医薬 健康
<試験管内・動物>
・クワの実は、in vitro 試験 (ヒト結腸腺癌細胞) においてCYP3AとP糖タンパクの活性を誘導し、動物実験 (ラット) の経口摂取においてシクロスポリン (CYP3AとP糖タンパクの基質) の血中濃度 (AUC、Cmax) を低下させたという報告がある (PMID:23590720) 。
(PMID:23590720) J Agric Food Chem. 2013 May 8;61(18):4464-9.
http://hfnet.nih.go.jp/notes/detail.php?no=930