バイオの故里から

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実用化でも日本が世界リード iPS細胞 1兆円市場へ安全性確立が課題

2013年06月30日 | 医療 医薬 健康
 京都大の山中伸弥教授が開発しノーベル賞に輝いたiPS細胞が、いよいよ病気の治療に向けた研究に応用される見通しとなった。基礎研究で先行した日本が実用化でも世界をリードする意義は大きい。正式に承認されれば、夢の再生医療への大きな一歩となる。

 山中教授がマウスでiPS細胞を開発したのは平成18年。病気やけがで損傷した組織を復元する再生医療の切り札として注目された。研究は予想以上のペースで進展しており、開発からわずか8年後の来年にも患者への移植が実現する。産経SankeiBiz.,2013.6.27