バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

汗でアトピー悪化の原因を特定か

2013年06月07日 | 医療 医薬 健康
 汗をかくとアトピー性皮膚炎が悪化するのは、皮膚に付着したカビの作るたんぱく質がアレルギーを引き起こすためだ、とする研究結果を広島大学のグループがまとめました。新しい治療薬の開発につながる可能性があるとしています。

 国内におよそ40万人と推定されるアトピー性皮膚炎の患者の80%以上は、汗をかくと症状が悪化するとされています。NHK News web.,2013年6月7日


カビのタンパク質でかゆみ アトピー性皮膚炎、広島大

 アトピー性皮膚炎患者のかゆみなどのアレルギー反応は、カビ由来のタンパク質が人間の汗に溶け込むことが原因であることを、広島大の秀道広教授らのグループが突き止め、6日発表した。アトピー患者のうち、約8割は汗アレルギーが原因とされる。共同通信47News.,2013-06-06




ヘリコバクター・ピロリ感染から胃がん発症の直接的な関係

2013年06月07日 | 医療 医薬 健康
臨薬協とAMDD、ヘリコバクター・ピロリ感染から胃がん発症の直接的な関係と発症の仕組みについて解説

 日本臨床検査薬協会(以下、臨薬協)および米国医療機器・IVD工業会(以下、AMDD)は4月24日、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎の診断についてメディアセミナーを実施した。同セミナーでは、慶應義塾大学医学部内科学(消化器) 准教授 鈴木秀和先生が講演し、ピロリ菌感染から胃がん発症の仕組みと研究成果の発がん予防・がん治療の応用への可能性、また除菌による胃がん発症の予防について説明した。マイライフ手帳@ニュース.,2013.05.07


粘膜ワクチンアジュバントのスクリーニング方法

2013年06月07日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
掲載日 2013年6月6日
研究者 審良 静男 植松 智

技術概要 野生型非ヒト動物由来のCD11c+腸管粘膜固有層細胞(LPC)と、有鞭毛細菌由来のフラジェリン又は有鞭毛細菌由来の鞭毛とを、被検物質の存在下又は非存在下に、インビトロでインキュベーションして接触させ、上清中のIL-6及び/又はIL-12p40の濃度を測定し、被検物質の非存在下に比べて被検物質の存在下におけるIL-6及び/又はIL-12p40の測定濃度の上昇を指標として選択することを特徴とする粘膜ワクチンアジュバントのスクリーニング方法である。さらに、陰性対照としての、TLR5をコードする非ヒト動物の内在性遺伝子の全部又は一部を破壊・欠損・置換等の遺伝子変異により不活性化し、TLR5を発現する機能を喪失させた、前記野生型非ヒト動物と同種の非ヒト動物由来のCD11c+腸管粘膜固有層細胞(LPC)におけるIL-6及び/又はIL-12p40の濃度の測定値と比較・評価を行うことを特徴とする粘膜ワクチンアジュバントのスクリーニング方法である。 J-Store >>シーズコード S130010043