バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

転移性すい臓がん薬の第3相試験の解析結果発表=セルジーン〔BW〕

2013年06月06日 | 癌 ガン がん 腫瘍
スイスの製薬会社セルジーン・インターナショナルは、同社の転移性すい臓がん治療薬「アブラキサン」の第3相臨床試験「MPACT」の解析結果が、今月シカゴで開催された米国臨床腫瘍学会(ASCO)で報告されたと発表した。既に今年1月の同学会消化器がんシンポジウムでも発表されたデータによれば、アブラキサンと別の抗がん剤ゲムシタビンの併用療法は、ゲムシタビン単剤療法と比べ、全生存期間の改善に有意な効果を示した。また、陽電子放射断層撮影法(PET)や腫瘍マーカー(糖鎖抗原19-9)で腫瘍反応を評価しても、併用療法が優れていた。両指標が全生存期間の予後因子として期待される。アブラキサンは、抗がん剤パクリタキセルをヒトアルブミンと結合させた懸濁注射剤。
【注】この記事はビジネスワイヤ提供。英語原文はwww.businesswire.comへ。(2013/06/06-11:38)

東京女子医大とエイブル、iPS細胞を大量に増やせる浮遊培養容器を開発

2013年06月06日 | 医療 医薬 健康

 東京女子医科大学とエイブル(東京都新宿区、牛山晴夫社長、03・3260・0451)は、iPS細胞を省スペースで大量に増やせる培養容器を開発した。回転する羽根を内蔵し、培養液をかき混ぜて効率よく培養する。iPS細胞を未分化状態のまま大量に増やしたり、心筋細胞に変化させたりする培養に使える。培地の使用量を従来比5分の1に減らせるため、iPS細胞の低コスト培養に貢献する。日刊工業新聞(online) 2013年06月05日


糖尿病治療剤、抗がん剤など医療用医薬品の国内市場調査を実施

2013年06月06日 | ビジネス 政策

-医療用医薬品 市場調査(4)-

総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋 阿部界 代表取締役)は、医師の診断に基づいて処方される医療用医薬品について、国内市場の動向を12年1月~13年7月にわたって調査する。その第4回と第5回目の調査結果を報告書「2013 医療用医薬品データブック No.4」および「(同)No.5」にまとめた。富士経済 マーケット情報 2013-05-13