バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

iPS細胞から「毛包」 脱毛の治療・育毛剤開発に光

2013年01月26日 | 医療 医薬 健康
 ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、髪の成長に欠かせない組織「毛包」を作ることに慶応義塾大医学部の大山学講師(皮膚科)らの研究チームが成功した。脱毛の治療や、育毛剤の開発などに役立つと期待される。

 毛包は、ケラチノサイトと呼ばれる皮膚細胞でできた筒状の組織で、毛乳頭細胞が出すたんぱく質に促されて毛髪に変化する。脱毛症の治療では、自分の毛包を別の場所から採取して移植することもあるが、採取できる毛包に限りがあるという。朝日新聞(Web版)2013-01-26


iPS細胞 本人以外の細胞で作る

2013年01月26日 | 細胞と再生医療
京都大学iPS細胞研究所は、本人以外の細胞を使ってさまざまな人の治療に使えるiPS細胞を作るプロジェクトを、来月から始めることになりました。
国内ではiPS細胞を使うさまざまな臨床研究が計画されていて、研究所は来年6月にも医療機関への提供を開始できるとしています。NHK News.,2013年1月26日


人工DNAにデータを長期保存、英研究チームが開発

2013年01月26日 | 医療 医薬 健康
 人工のDNAを使って大量のデジタルデータを保存する画期的な技術を開発したとする英国の研究チームによる論文が、23日に英科学誌ネイチャー(Nature)で発表された。DNAを冷凍乾燥して保存すれば、数千年後にもデータを残すことが可能かもしれないという。AFP BB News.,2013年01月24日


カテキン+ED薬=抗がん作用強化 動物実験で確認

2013年01月26日 | 癌 ガン がん 腫瘍

 緑茶に多く含まれるカテキンを勃起不全(ED)治療薬とあわせて使うと、カテキンの抗がん作用が大幅に強くなることを、九州大の立花宏文主幹教授(食品機能化学)らが細胞やネズミの実験で確かめた。新しいがん治療薬の開発につながる可能性があるとしている。米医学誌「ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション」電子版に論文を発表する。朝日新聞(Web版)2013-01-26



標的遺伝子の発現変化による食品機能成分及び医薬品感受性評価方法

2013年01月26日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2012-91877 出願日 : 2012年4月13日
公開番号 : 特許公開2012-231786 公開日 : 2012年11月29日
出願人 : 国立大学法人九州大学 外1名 発明者 : 立花 宏文 外1名

【課題】食品成分を摂取する者の感受性の個体差や感受性の変化を評価する方法、またはその感受性を見ることで他の成分の摂取に与える影響の予測などの評価方法を提供する。
【解決手段】所定の遺伝子群のうち1又は複数の遺伝子に対する被験物質の作用を判定する方法であって、被験物質が接触、摂取又は投与された被験生物から採取された試料から、下記の遺伝子群から選ばれる少なくとも1つの遺伝子を検出し、得られた検出結果を、前記被験物質の作用と関連づけることを特徴とする前記方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)