バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

雄と雌の特徴、脳も関係 国立環境研などニワトリで研究

2013年01月23日 | 医療 医薬 健康
 国立環境研究所と北里大学などの研究グループは23日、雄と雌の脳を入れ替えたニワトリを作ることに成功し、遺伝的に雄の脳を持った雌は性成熟や産卵の開始が遅れることを突き止めたと発表した。雄と雌に特徴的な性質は、精巣や卵巣から分泌される性ホルモンによるとこれまで考えられてきたが、脳も関係していることがわかった。日本経済新聞(Web版)2013/1/23


5倍超の効率でiPS細胞増加 医薬基盤研が技術開発

2013年01月23日 | 医療 医薬 健康
 医薬基盤研究所はiPS細胞を効率よく増やす技術を開発した。酵素の働きを抑える物質を加えると、他の細胞になりにくくなり、従来の約5~10倍の効率で増やせるという。今後はiPS細胞から様々な細胞を作る技術への応用を目指し、再生医療や創薬などに役立てる。

 成果は米科学誌プロスワン(電子版)に22日掲載された。iPS細胞は安定して増殖させるのが難しく、簡単に増やせる技術が求められている。日本経済新聞(Web版)2013/1/22


培養物観察の画像処理方法、画像処理プログラム及び画像処理装置、並びに培養物の製造方法

2013年01月23日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2010-183664 出願日 : 2010年8月19日
公開番号 : 特許公開2012-39930 公開日 : 2012年3月1日
出願人 : 株式会社ニコン 発明者 : 矢野 和弘 外2名

【課題】培養容器の中から培地ドロップの領域を精度よく識別可能な画像処理方法を提供する。
【解決手段】所定の照明パターンを有する照明光により培養物の培養に用いられる培地ドロップが収容された培養容器内を透過照明して、該透過照明された培養容器内を撮像装置により撮影した観察画像を取得し(ステップS1)、培養容器内に照明パターンが写り込んだ観察画像に基づいて、培養容器中における培地ドロップの領域を識別し(ステップS2~S3)、観察画像を取得する際、培養容器内に写り込む照明パターンの形態が互いに異なる複数の観察画像を取得し、培地を識別する際、当該複数の観察画像に基づいて、培養容器中における培地ドロップの領域を識別する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)



出願番号 : 特許出願2010-183604 出願日 : 2010年8月19日
公開番号 : 特許公開2012-42327 公開日 : 2012年3月1日
出願人 : 株式会社ニコン 発明者 : 三村 正文 外2名
発明の名称 : 培養物観察の画像処理方法、画像処理プログラム及び画像処理装置、並びに培養物の製造方法

【課題】本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、培養容器に書き込まれた文字等のマーク画像を観察画像中から除去して、培地の検出効率を向上させることを可能にする手段を提供する。
【解決手段】培養物の培養に用いられる培地が収容され光透過性のインクを用いて所定のマークが前記培地の設置面となる底面若しくはこれに対向する蓋面に描画された培養容器内を透過照明して、培養容器内を当該透過光を用いて撮像装置により撮影した観察画像を取得するステップS1と、観察画像に写し込まれた所定のマーク画像が有する色空間情報を利用して、観察画像から所定のマークの写り込みを除去した画像を生成するステップS2と、所定のマークの写り込みを除去した画像を出力するステップS3とを、コンピュータに実現させる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


ヒトiPSから腎臓細胞 京大、新治療法に道

2013年01月23日 | 細胞と再生医療
 京都大学iPS細胞研究所の長船健二准教授らはヒトのiPS細胞から腎臓の細胞を作ることに成功した。腎臓の様々な細胞のもととなる「中間中胚葉」と呼ぶ細胞を効率よく作る方法を開発し、腎臓の細胞に育てた。腎不全や人工透析が必要な重症患者に、腎臓の細胞や組織を移植して機能回復を目指す新たな再生医療実現の足がかりとなる成果だ。日経ニュース(Web版)2013/1/23

iPS細胞:腎組織までの分化に成功 京大グループ

 さまざまな種類の細胞になりうるヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を、腎臓の一部である「尿細管」とみられる状態まで分化させることに成功したと、京都大iPS細胞研究所の長船(おさふね)健二准教授(再生医学)らの研究グループが発表した。これまでの研究で、iPS細胞から網膜細胞や心筋細胞の作製に成功しているが、より複雑な臓器の再生や移植医療につながる可能性があるという。毎日新聞 2013年01月23日

プロバイオティクス菌株GM-080が心臓炎症と心臓細胞アポトーシスの治療に用いられる組成物

2013年01月23日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

出願番号 : 特許出願2010-291410 出願日 : 2010年12月28日
公開番号 : 特許公開2012-51869 公開日 : 2012年3月15日
出願人 : 景岳生物科技股份有限公司 発明者 : 呂 英震 外5名
発明の名称 : プロバイオティクス菌株GM-080が心臓炎症と心臓細胞アポトーシスの治療に用いられる組成物及びその用途

【課題】心臓炎症と心臓細胞アポトーシスの治療におけるプロバイオティクス菌株GM-080の提供。
【解決手段】有効含有量を有するラクトバチルス・パラカゼイGM-080を用いて、心臓炎症と心臓細胞アポトーシスを治療する組成物。さらに、前記プロバイオティクス菌株GM-080は、リン酸化c-Jun N末端キナーゼ(phosphorylated c-Jun N-terminal kinase;p-JNK)を特異的に抑制し、Bcl-2関連死プロモーター(Bcl-2-associated death promoter;Bad)及びBcl-2関連Xタンパク(Bcl-2-associated X protein;Bax)の発現を特異的に抑制する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


骨分化阻害剤およびその製造方法

2013年01月23日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2010-255134 出願日 : 2010年11月15日
公開番号 : 特許公開2012-105555 公開日 : 2012年6月7日
出願人 : 学校法人北里研究所 外1名 発明者 : 供田 洋 外6名

【課題】安全で効果的な骨形成タンパク質(BMP)のシグナル伝達を阻害する物質、該物質の製造方法、該物質を生産する微生物、および該物質を含有し進行性骨化性繊維異形成症などの骨代謝異常に起因する疾患の予防薬または治療薬の提供。
【解決手段】式Iで表されるFKI-5513-1物質および式IIで表されるFKI-5513-2物質、トリコデルマ属に属し該物質を生産能力を有する微生物の培養による製造方法、トリコデルマ属に属し該物質の生産能力を有する微生物、および該物質を含有し進行性骨化性繊維異形成症などの骨代謝異常に起因する疾患の予防薬または治療薬。ekouhou 特許公開・明細書(全文)