バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ヒトES細胞から作った心筋細胞 心機能低下を抑制 致死性不整脈予防も

2012年10月16日 | 細胞と再生医療
信州大助教ら動物実験で確認

 全ての体細胞に分化する特性を持つ人間の胚性幹細胞(ES細胞)から作った心筋細胞を移植することで、心筋梗塞のモルモットの心機能低下を抑制できることを信州大医学部循環器内科学講座の柴祐司助教(39)らの研究グループが確認した。心筋梗塞による致死性不整脈を抑制する効果もあり、人の治療への応用が期待される。研究結果は6日、英科学誌ネイチャー電子版に発表した。中日新聞(Web版) 2012年8月7日

iPS 由来再生心筋細胞移植のの安全性評価

2012年10月16日 | 細胞と再生医療

総括責任者:清家 篤(学校法人慶應義塾)
研究代表者:福田 恵一

健康研究成果の実用化加速のための研究開発システム関連の隘路解消を支援するプログラム

本研究はヒト iPS 細胞から分化誘導した再生心筋細胞を心不全患者に移植する新規治療法を開発するものである。既に確立したゲノムに損傷を与えない iPS 細胞の樹立法、効率的な心筋細胞の分化誘導法、分化誘導した心筋の細胞増殖の誘導、心筋細胞と非心筋細胞の分離法、効率的
な移植法等の手法を活用し、これを臨床に移すための安全性・有効性を小型霊長類のコモンマーモセットサルやミニブタを利用した動物実験で明らかにするものである。奇形腫等の腫瘍形成性の有無の確認、心不全改善への有効性、催不整脈性等を明らかにし、臨床応用への直前の段階までを完成させる。これらを通じ、世界初の iPS 細胞の臨床応用を目指す。
http://scfdb.tokyo.jst.go.jp/pdf/20101600/2010/201016002010pp.pdf

生物機能活用技術分野

2012年10月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
 環境制約、エネルギー制約、資源制約を乗り越え、我が国が持続可能な成長を続けるためには、工業プロセスや環境・エネルギー関連分野でのバイオテクノロジーの利用を促進し、循環型産業システムの実現に寄与することが重要である。具体的には、微生物や植物の機能を活用した効率的な生産プロセスによる CO2 排出削減や高品質・高付加価値製品等の有用物質の生産、廃棄物・有害物質の削減、環境中有害物質の除去などが挙げられる。
今後、持続可能な社会に貢献する、バイオテクノロジーを基盤とした多様なものづくりや環境対応といったニーズがますます高まると考えられることから、これらの実現に向けた取組みを促進するため技術戦略マップを策定した。
http://www.nedo.go.jp/content/100109902.pdf

タンパク質の経口投与のための製剤

2012年10月16日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2011-523826 出願日 : 2009年8月21日
公表番号 : 特許公表2012-500263 公表日 : 2012年1月5日
出願人 : アルヴィン ファーマシューティカルズ インコーポレーティッド 発明者 : シーゲル マシュー ジョン 外1名

経口投与されるタンパク質の薬学的製剤を、抗酸化剤の添加によって、胃およびGI管内での酸化的分解および不活性化から安定化することができる。明細書 pdf >> かんたん特許検索