バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ビフィズス菌「BB536」の長期摂取が高齢者の免疫調節機能に及ぼす効果を発表

2011年02月27日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
 森永乳業とクリニコは、医療法人さわらび会福祉村病院 赤津裕康先生に協力し、ビフィズス菌BB536の長期摂取が高齢者のNK活性の維持や便通、発熱の改善という研究結果を得た。

 ビフィズス菌Bifidobacterium longum BB536(ビフィドバクテリウム・ロンガムBB536)は森永乳業が独自開発した、健康な乳児から分離されたヒトのおなかに棲み着くビフィズス菌。同社の多くの商品に使用されており、酸や酸素に強く、生きたまま腸まで届きおなかの調子を整えるという。マイライフ手帳@ニュース.,2011年02月25日

iPS細胞:遺伝子調節機能に異常 元細胞の特徴残る

2011年02月27日 | 医療 医薬 健康
 ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)が持っている遺伝子の働きを調節する機能に異常が見られることが、米ソーク研究所などのチームの解析で分かった。この異常は、さまざまな細胞への分化のしやすさや、分化させた細胞の機能に影響を与える可能性がある。iPS細胞を将来、再生医療に応用する上で課題となりそうだ。3日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載された。毎日新聞(web版)2011-02-03

世界初、体外で血管網付き組織を再生

2011年02月27日 | 細胞と再生医療
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 細胞シートと呼ばれる薄膜を使い、血管を持った組織を体外で作ることに、東京女子医科大先端生命医科学研究所の岡野光夫教授らが世界で初めて成功したことが26日、分かった。心臓などの大きな臓器を作る可能性を開く成果で、再生医療の普及に弾みがつきそうだ。MSN産経ニュース 2011.2.27

長期不受胎牛に対する膣内留置型黄体ホルモン製剤およびF1体外受精由来胚の活用

2011年02月27日 | 医薬工学 製剤 DDS
<新商品開発課題>
浦川真実・出田篤司・波山功・青柳敬人
期間:平成18年4月~平成19年3月

今まで膣内留置型黄体ホルモン製剤の未経産牛への処置により発情周期同期化が高率に誘起できること、しかもその時期はほぼ同じ時期に揃っていたことから未経産牛の発情周期同期化にこの黄体ホルモン製剤の処置が有効であることを報告した3)。さらにリピートブリーダー経産牛に対して膣内留置型黄体ホルモン製剤の9日間処置とPGF2の投与により高率に発情を誘起でき,さらにその時期はほぼ同時期であったことを確認した。
http://www.zennoh.or.jp/bu/chikusan/et/08gijutu_kenkyu01.htm


アルツハイマー病の予防又は治療のための医薬

2011年02月27日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2008/060513 国際出願日 : 2008年6月9日
国際公開番号 : WO2009/001661 国際公開日 : 2008年12月31日
出願人 : 第一三共株式会社 外1名 発明者 : 森下 竜一 外2名

アンジオテンシンII受容体拮抗剤を有効成分として含むアルツハイマー病若しくはその前段階である軽度認知機能障害の予防又は治療のための医薬を提供する。
アンジオテンシンII受容体拮抗剤を有効成分として含むアルツハイマー病若しくはその前段階である軽度認知機能障害の予防薬又は治療薬。明細書PDF >>WIPOPatentScorp

抗体のスクリーニング方法およびそれにより得られる抗体

2011年02月27日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2007-160531 出願日 : 2007年6月18日
公開番号 : 特許公開2010-222255 公開日 : 2010年10月7日
出願人 : 田辺三菱製薬株式会社 発明者 : 岡元 忠雄 外1名

【課題】本発明の課題は、新規な抗体のスクリーニング方法、それにより得られる抗体およびその抗体を有効成分とする医薬組成物を提供することにある。
【解決手段】本発明によれば、末梢循環のB細胞を消失させずに、比較的低用量で、B細胞の機能を制御し、自己免疫疾患等を予防治療できる可能性のある新規な抗体のスクリーニング方法、それにより得られる抗体およびその抗体を有効成分とする医薬組成物が提供可能である。これは、B細胞特異的表面抗原に対する抗体であり、かつB細胞によるInterleukine-6産生を調節し、および/または、B細胞によるInterleukine-10産生を調節する作用を有する抗体をスクリーニングすることにより達成される。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

ムチン-免疫グロブリン融合タンパク質

2011年02月27日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2010-113707 出願日 : 2010年5月17日
公開番号 : 特許公開2010-235614 公開日 : 2010年10月21日
出願人 : レコファーマ アーベー 発明者 : ヨン ホルガーソン 外2名

【課題】超急性を処置または予防するための組成物および方法を提供する。
【解決手段】本発明は、ムチン免疫グロブリン融合ポリペプチド、その生産方法、および超急性拒絶の処置または予防のための方法に関するもので、特に融合ポリペプチドのムチン部分がアルファ1,3-ガラクトシル基転移酵素とベータ1,6N-アセチルグルコサミニル転移酵素とによってグリコシル化されている。本発明は、ひとつには、ムチン型タンパク質主鎖上の異なるコア糖鎖によって炭水化物エピトープGalα1,3Gal(αGal)が特異的に高密度で発現しうるという発見にもとづいている。このような高密度のαGalエピトープによって、遊離糖類と比較して、抗αGalの結合または除去(すなわち、吸着)の増大が生じるか、または固相に結合したαGal決定基をもたらす。本明細書ではポリペプチドをαGal融合ポリペプチドと称する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

血管内皮増殖因子受容体1に由来するエピトープ・ペプチド

2011年02月27日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2010-129158 出願日 : 2010年6月4日
公開番号 : 特許公開2010-265269 公開日 : 2010年11月25日
出願人 : オンコセラピー・サイエンス株式会社 発明者 : 田原 秀晃 外3名
発明の名称 : 血管内皮増殖因子受容体1に由来するエピトープ・ペプチドおよびこれらのペプチドを含むワクチン

【課題】細胞傷害性T細胞誘導能を有するペプチドおよび、これらのペプチドを含む腫瘍の処置または予防のための薬物の提供。
【解決手段】特定のアミノ酸配列を含む約15アミノ酸未満の単離された免疫原性ペプチド、ならびに1個、2個、または数個のアミノ酸が置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、かつ細胞傷害性T細胞誘導能を有するペプチド。これらのペプチドを含む腫瘍の処置または予防のための薬物。ワクチンとしての使用。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

髄膜炎菌付着因子

2011年02月27日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2010-148240 出願日 : 2010年6月29日
公開番号 : 特許公開2010-268801 公開日 : 2010年12月2日
出願人 : カイロン ソチエタ ア レスポンサビリタ リミタータ 発明者 : マリア アリコ 外1名
【課題】(a)Neisseria生化学に介入する方法;(b)既知のNeisseriaタンパク質についての新たな用途;(c)既知のNeisseriaタンパク質の代替形態および改良形態(例えば、酵素的に不活性な形態の、既知のタンパク質または既知のタンパク質のタンパク質分解性産物);ならびに(d)Neisseriaの付着を研究および調節するために有用な物質、を提供する。
【解決手段】特定の配列のうちの1つ以上のアミノ酸配列を含むNeisseria属細菌由来のNadタンパク質、前記タンパク質をコードする核酸、およびNadタンパク質および/またはNadタンパク質をコードする核酸を含む免疫原性組成物。