バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

脂肪細胞の機能制御を軸とする包括的抗メタボリックシンドローム機能性食品の開発

2010年09月14日 | 健康・栄養機能性成分
2008年度 研究実績報告書
代表者:照屋 輝一郎
平成20年度は主に脂肪・筋肉細胞を基に抗メタボリックシンドローム評価用in vitro培養細胞評価系を構築し、構築した評価系を用い、候補の機能性食品群より抗メタボリックシンドローム効果の検索を行った。本研究課題の遂行に当たっては、脂肪細胞の機能研究に広く用いられているマウス前駆脂肪細胞3T3-L1、筋肉細胞の機能研究に広く用いられているマウス筋芽細胞C2C12、ラット筋芽細胞L6などを使用した。研究課題番号:20580136

オゴノリによるプロスタグランジンの生産

2010年09月14日 | 海洋 水産
中島 一郎,砂崎 和彦, 大場 健吉
日本油化学会誌, Vol. 47 (1998) No. 8 pp.753-758,788
寒天の原料として汎用される紅藻類の海藻オゴノリ(Gracilaria verrucosa)は,海に生息している状態ではプロスタグランジン(PG)を含まない。しかし,物理的刺激を受けると,藻体内に保有する酵素と基質を利用して多量のPGを生成した。 [ 抄録 ][ 全文PDF(1206K) ]

ヒト細胞株を使ったがん浸潤阻害物質検索法の開発と茶カテキン類への応用

2010年09月14日 | 癌 ガン がん 腫瘍
山本(前田) 万里,川原 浩治,長田 和浩,山口 優一, 辻 顕光
茶業研究報告, Vol. 1998 (1998) No. 86 pp.31-35
茶成分中のがん細胞浸潤阻害物質を検索するための複合細胞検定系で使用できるヒトがん細胞株の選択を行ったところ,非上皮性繊維腫HT-1080のみが浸潤能をもっていた。高転移性膀胱がん細胞株T-24及び乳がん細胞株MCF-7,肺腺がん細胞株A549,胃がん細胞株MKN-45には浸潤能がなく本検定系にはHT-1080のみが使用できることが明らかになった。 [ 抄録 ][ 全文PDF(306K) ]