バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

改善されたインターロイキン-2ムテイン

2010年09月10日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2007-502104 出願日 : 2005年3月4日
公表番号 : 特許公表2007-528728 公表日 : 2007年10月18日
出願人 : カイロン コーポレーション 発明者 : デニス-マイズ, キンバリー 外3名
 新規のヒトインターロイキン-2(IL-2)ムテインまたはその改変体、なりびに核酸分子およびその改変体が、提供される。これらのムテインを作製するための方法、ならびに動物の免疫系を刺激するための方法もまた、開示される。さらに、本発明は、本発明の核酸分子を含む組換え発現ベクターおよびその発現ベクターが導入されている宿主細胞も提供する。治療有効量の本発明のヒトIL-2ムテインおよび薬学的に受容可能なキャリアを含有する薬学的組成物が、包含される。上記IL-2ムテインは、天然のIL-2またはプロロイキン®IL-2よりも低毒性である一方で、NK細胞媒介性効果を維持または増強し、そして上記IL-2ムテインは、癌を処置する際、および免疫系を刺激する際に使用するため薬学的組成物において使用され得る。ekouhou.net 特許公開・明細書(全文)

NK細胞活性化方法、これを用いたNK細胞増殖方法及び細胞製造方法並びにNK細胞を含む単核球

2010年09月10日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-171737 出願日 : 2005年6月10日
公開番号 : 特許公開2006-340698 公開日 : 2006年12月21日
出願人 : 株式会社セレックス 外1名 発明者 : 益山 純一

【課題】 種々の腫瘍細胞、ウイルス感染細胞等に対して非特異的な細胞傷害性活性あるいはADCC活性を有するNK細胞を、K562等と混合させることなく安全に且つ簡単に増殖させるべく活性化させることができるNK細胞活性化方法、これを用いたNK細胞増殖方法及び細胞製造方法並びに大量のNK細胞を含む単核球を提供すること。
【解決手段】 NK細胞活性化方法では、CD52アゴニストによりT細胞及びNK細胞を含む単核球に刺激を与えてNK細胞を活性化させる。CD52アゴニストによる単核球の刺激は、サイトカインの存在下で行われる。ekouhou.net 特許公開・明細書(全文)

腫瘍細胞調製物によってinvitroでナチュラルキラー細胞を活性化させるための方法

2010年09月10日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願番号 : 特許出願2008-501411 出願日 : 2006年3月16日
公表番号 : 特許公表2008-536487 公表日 : 2008年9月11日
出願人 : ユーシーエル バイオメディカ ピーエルシー 発明者 : ローデル, マーク ダブリュー.

 本発明は、ナチュラルキラー(NK)細胞を活性化腫瘍細胞調製物(ATCP)とin vitroで接触させることによって、NK細胞を活性化する方法を提供する。本発明は、そのような方法によって産生された活性化NK細胞、および癌の治療におけるその使用も提供する。上記癌は、例えば、急性骨髄性白血病(AML)、慢性リンパ性白血病(CLL)、リンパ腫、または乳癌であり得る。本発明の方法は、強力な癌治療に被験体が適していない場合に特に適している。ekouhou.net 特許公開・明細書(全文)

過剰増殖性障害を処置するための組成物および方法

2010年09月10日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2007-539250 出願日 : 2005年10月31日
公表番号 : 特許公表2008-518945 公表日 : 2008年6月5日
出願人 : ザ ガバメント オブ ザ ユナイテッド ステイツ オブ アメリカ アズ リプレゼンティッド バイ ザ セクレタリー デパートメント オブ ヘルス アンド ヒューマン サービシーズ 発明者 : チャイルズ, リチャード ウィリアム ワイアット 外2名

本発明は概して、濃縮NK細胞集団を含む組成物に関する。本発明はさらに、処置を必要とする哺乳動物被験体へ濃縮NK細胞集団を投与することによって、固形腫瘍または過剰増殖性障害を処置する方法に関する。本発明は、濃縮同種異系NK細胞集団を含む組成物を提供する。濃縮同種異系NK細胞集団はさらにKIR/KIRリガンド-不適合性の濃縮同種異系NK細胞集団を含む。本発明はさらにKIR/KIRリガンド-不適合性の濃縮自己NK細胞集団を含む組成物を提供する。ekouhou.net 特許公開・明細書(全文)

放線菌内で目的タンパク質を誘導発現可能なプロモーター

2010年09月10日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2008-263590 出願日 : 2008年10月10日
公開番号 : 特許公開2010-88387 公開日 : 2010年4月22日
出願人 : 学校法人早稲田大学 外1名 発明者 : 木野 邦器 外2名

【課題】放線菌を宿主として効率的に目的タンパク質を発現させるための手段を提供する。
【解決手段】ミコバクテリウム属に属する微生物に由来するアセトン誘導型プロモーターであって、放線菌内で目的タンパク質を誘導発現可能な前記プロモーター。 明細書 >> asta muse

新耐性菌:疑いある検体の感染症研送付を通知へ 厚労省

2010年09月10日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 「NDM1」遺伝子を持ちほとんどの抗生物質が効かない耐性菌が独協医大病院(栃木県壬生町)で検出されたことなどを受け、厚生労働省は10日、こうした新しい耐性菌に感染した疑いのある患者が出た場合、検体を国立感染症研究所に送るよう求める通知を全都道府県に出す。国内での感染の広がりを把握し、院内感染防止策に役立てる。毎日新聞(web版)2010-09-10

新型インフル発症で早産2・5倍…産婦人科医会

2010年09月10日 | 医療 医薬 健康
 新型インフルエンザで入院した妊婦は、早産の割合が通常より2・5倍も高いことが、日本産婦人科医会の調査で分かった。
 調査した全国2611の病院や診療所では、昨年5月~今年3月に234人の妊婦が新型インフルエンザで入院した。全員が回復したが、出産時期が分かった178人のうち26人(14・6%)が、「早産」とされる妊娠22~36週での出産だった。早産の割合は、2008年の全国平均が5・8%で、その2・5倍に上る。読売新聞(web版)2010-09-09

国内初の多剤耐性肺炎桿菌、九大病院で 米から2年前転院

2010年09月10日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 九州大病院(福岡市)は9日、ほとんどの抗生物質が効かない新型の多剤耐性肺炎桿菌が、平成20年に入院した女性患者から検出されていたことを明らかにした。このタイプの肺炎桿菌は近年、欧米などで問題化しているが、国内では初めての確認例という。 ekouhou 特許公開・明細書(全文)2010.9.9

東大など、がんの診断・治療を一体化したDDS開発

2010年09月10日 | 癌 ガン がん 腫瘍
 東京大学は滋賀医科大学、放射線医学総合研究所と共同で、がんの診断と治療を一体化した薬物送達システム(DDS)を開発した。現在、臨床治験中の抗がん剤を内包した直径30ナノメートル(ナノは10億分の1)の粒子に、磁気共鳴断層撮影装置(MRI)に使う造影剤を入れ、がん組織へ高分子が集まる様子やがんの治療効果を確認できた。
日刊工業新聞(online) 2010年09月09日