バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

がん細胞:悪性化の仕組み判明 群馬大

2010年01月15日 | 医療 医薬 健康
 細胞内にある「Hsp90」というタンパク質が、がん細胞を悪性化する酵素の一つ「Polη(イータ)」の働きを促進していることを、群馬大生体調節研究所の研究グループが突き止めた。抗がん剤でHsp90の働きを阻害し、がん細胞の悪性化を抑える研究が進んでいるが、その仕組みが判明したのは初めて。毎日新聞 2010年1月15日

腎疾患の幹細胞治療の現状と展望

2010年01月15日 | 細胞と再生医療
今井 圓裕
日本透析医学会雑誌, Vol. 40 (2007) No. 9 pp.763-768
1990年代の末に骨髄由来幹細胞がlinage (細胞の系列) を超えてさまざまな臓器に分化すること, および障害を受けた臓器の再生にこれらの骨髄幹細胞が応用可能である可能性を示す報告が出され, その可能性についての探索研究が多くの分野で開始された. J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/jsdt/40.763

胚性幹細胞およびiPS細胞から誘導した血小板を用いた輸血療法

2010年01月15日 | 医療 医薬 健康
江藤 浩之, 中内 啓光
Drug Delivery System, Vol. 23 (2008) No. 5 pp.553-559
さまざまな出血性疾患や易出血病態において,血小板輸血が唯一の有効な治療法である.しかしながら,血小板は冷蔵保存ができず供給不足状態にある.また,献血者由来血液製剤を介した感染症は近年増加傾向にある.J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/dds/23.553