バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

長時間作用型β2刺激薬に抗炎症効果はあるか

2009年08月18日 | 創薬 生化学 薬理学
 長時間作用型β2刺激薬(LABA)は、慢性持続型喘息にadd-onで使用することが推奨されているが、in vivoで抗炎症効果があるかどうかについては議論が分かれている。この研究では、LABAがin vivoで抗炎症作用を有するかどうか、吸入ステロイド薬にLABAを加えることで抗炎症に関するシナジー効果があるかどうかを、メタ解析で調べている。牧瀬洋一の「内科開業医のお勉強日記」2009-03-31

畜肉タンパク質由来の血圧降下ペプチド

2009年08月18日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2000-48143 出願日 : 2000年2月24日
公開番号 : 特許公開2001-233898 公開日 : 2001年8月28日
出願人 : プリマハム株式会社 発明者 : 有原 圭三 外5名

【課題】 食品の中で重要な位置づけをされている食肉から血圧降下作用あるいはアンジオテンシンI変換酵素阻害活性を有する新規なペプチド類及びこれらペプチド類を有効成分として含む薬理用組成物を提供すること。
【解決手段】 食肉タンパク質あるいは食肉の主要タンパク質であるミオシンをサーモリシン、プロテアーゼK等のプロテアーゼの作用により加水分解し、Met-Asn-Pro-Pro-LysおよびIle-Thr-Thr-Asn-Proの構造をもつペンタペプチドを含むペプチド組成物を得る。これらの二つのペンタペプチド、及びその部分アミノ酸配列を有するトリペプチドMet-Asn-Pro 、Pro-Pro-LysはアンジオテンシンI変換酵素阻害活性および血圧降下作用を有する。これらペプチドは安全性が高く、高血圧症の予防や症状改善用の食品に適用することができる。明細書 >>かんたん特許検索PDF

抗ストレス作用と嗜好性向上効果を備えたペプチド性ペットフード素材

2009年08月18日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2007-188378 出願日 : 2007年7月19日
公開番号 : 特許公開2009-22206 公開日 : 2009年2月5日
出願人 : 学校法人北里研究所 発明者 : 有原 圭三

【課題】抗ストレス作用と嗜好性向上効果を備えた安全なペットフード素材、それを含有するペットフード、および愛玩動物用サプリメント、並びに愛玩動物のストレス軽減方法を提供する。
【解決手段】畜肉や魚肉タンパク質を含む原料をパパイン等のプロテアーゼで処理して、アミノ酸残基2~10個からなるペプチドを主たる有効成分とする熱安定性に優れたペットフード素材を得る。この素材の配合により、抗ストレス作用を示すと共に嗜好性の高いペットフードが得られる。明細書 >>かんたん特許検索PDF

免疫血清検査の国内市場を調査

2009年08月18日 | 抗体 免疫 抗原 
-2009年 免疫血清検査市場 検査数 6億4,550万件、金額 1,681億円-
総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋 阿部界 代表取締役)は、国内で実施されている臨床検査市場を検査領域毎に分割し、2年間で網羅する調査を行う。今回はその第一回目として免疫血清検査(イムノアッセイ検査)の市場を調査した。その結果を報告書「2009 臨床検査市場 No.1 イムノアッセイ市場」にまとめた。富士経済 市場レポート2009-08-07


がん:細胞のがん化抑える遺伝子、善玉→悪玉に突然変異 仕組み制御できれば新薬も

2009年08月18日 | 抗体 免疫 抗原 
 細胞のがん化を抑えている遺伝子が突然変異し、がんを引き起こす珍しい現象を、小川誠司・東京大病院特任准教授(血液腫瘍(しゅよう)学)らが血液がんで発見した。現在の治療法は骨髄移植しかないが、「善玉」から「悪玉」に変身する仕組みを制御すれば新薬の開発につながる可能性がある。毎日新聞(Web版)2009-08-18

米国産牛のゲノム解明 遺伝子の80%は人と共通

2009年08月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
ヘレフォード種の米国産牛(米国立衛生研究所提供・共同)
 米国を中心とした国際チームが米国産牛のゲノム(全遺伝情報)を解読し、24日付の米科学誌サイエンスに発表した。研究を支援した米農務省は「初めて哺乳(ほにゅう)類の家畜のゲノムを解読し、分析した。優れた牛肉や乳製品の生産につながる」との声明を23日、発表した。産経ニュース(web版).,2009.4.24