バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

高まる中国医薬の国際影響力 世界3分の1の人口が中国医薬治療を受ける

2008年11月12日 | 医療 医薬 健康
 10日北京で閉幕したWHO伝統医薬大会で国家中国医薬管理局が発表したデータによると、現時点で、計140カ国・地域に中国医薬医療機構が存在し、施設総数は8万カ所を超え、従業者数は20万人以上に達し、毎年各地の現地住民の3割、および中国系住民の7割が中国医薬による治療を受けている。はり・きゅう、中国式あんま、漢方薬など、中国伝統の治療を受けたことのある人は、全世界の人口の約3分の1に達している。「中国新聞社」が伝えた。 「人民網日本語版」2008年11月11日

膵がん研究の最前線から見えてきた膵がん発症のメカニズム

2008年11月12日 | 医療 医薬 健康
パンキャンジャパン・アメリカ訪問記-その2 
 膵がん診療で世界をリードするJohns Hopkins病院。一方、教育・研究機関であるJohns Hopkins大学は膵がんの研究で世界を牽引している。同大学内にある全米家族性膵がん登録制度のオフィスを訪問し、膵がんの発症に関わる遺伝子研究の最前線を垣間見た。(寄稿:NPO法人パンキャンジャパン事務局長 眞島 喜幸) 出典:[がんナビ通信 No.127/2008/11/12]
*続きは ↓ こちらでお読みいただけます。
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/report/081111_01.html

遺伝子組換え細胞株及びそれを用いた肝機能補助装置

2008年11月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2002-81344 出願日 : 2002年3月22日
公開番号 : 特許公開2003-274963 公開日 : 2003年9月30日
出願人 : 科学技術振興事業団 外1名 発明者 : 大政 健史 外5名

発明の名称 : 遺伝子組換え細胞株及びそれを用いた肝機能補助装置

【課題】 本発明の目的は、薬物代謝酵素遺伝子及びグルタミン合成酵素遺伝子等のアンモニア代謝酵素遺伝子によって形質転換された薬物代謝能を有する細胞株を提供し、その機能評価をし、更にこのような細胞株を利用した薬物代謝アッセイ系、及び、毒性物質の選択的除去が可能なハイブリッド型人工肝臓等の肝機能補助装置を提供することである。
【解決手段】 本発明は、P450 3A4等の薬物代謝酵素遺伝子及びグルタミン合成酵素遺伝子等のアンモニア代謝酵素遺伝子によって形質転換された細胞株、特に、例えば、HepG2細胞株のようなヒト肝臓由来である細胞株、これら細胞株を使用するハイブリッド型人工肝臓等の肝機能補助装置、及び、これら細胞株を使用する薬物代謝アッセイ系などに関する。 明細書Text >> J-tokkyo

細胞凍結保存方法

2008年11月12日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-139442 出願日 : 2006年5月18日
公開番号 : 特許公開2007-306856 公開日 : 2007年11月29日
出願人 : 財団法人ヒューマンサイエンス振興財団 外1名 発明者 : 竹澤 俊明 外2名

発明の名称 : 細胞凍結保存方法

【課題】細胞培養基材としての用途以外の新たなビトリゲルの用途を開発すること。
【解決手段】ビトリゲル上で細胞を培養し、接着、伸展、または増殖した状態の細胞培養物を形成する工程;およびビトリゲルごと接着、伸展、または増殖した状態の細胞培養物を保存する工程;を含む、細胞の凍結保存方法。また、ビトリゲルおよびビトリゲル上に付着した細胞を含む、凍結細胞。このような凍結細胞は、上述した様に、ビトリゲル上で細胞を培養し、接着、伸展、または増殖した状態の細胞培養物を形成する工程;およびビトリゲルごと接着、伸展、または増殖した状態の細胞培養物を保存する工程;を含む、細胞の凍結保存方法により作製することができる。 明細書Text >> J-tokkyo

中空糸透析カラムを利用したリポソームの製造方法

2008年11月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-33439 出願日 : 2004年2月10日
公開番号 : 特許公開2005-225770 公開日 : 2005年8月25日
出願人 : 財団法人ヒューマンサイエンス振興財団 発明者 : 絵野沢 伸 外3名

発明の名称 : 中空糸透析カラムを利用したリポソームの製造方法

【課題】 粒径が小さく、かつ均質なリポソームの効率的な生産を可能とする、リポソームの製造方法の提供。
【解決手段】 水性媒体と、界面活性剤と、該界面活性剤の存在下において前記水性媒体中に溶解させた脂質とを少なくとも含んでなり、かつ有機溶媒を実質的に含まないリポソーム形成用組成物を用意する工程と、前記リポソーム形成用組成物を中空糸透析カラムを用いて透析する工程とを含んでなる、リポソームの製造方法。明細書Text >> J-tokkyo

ヒツジを用いたサル組織産生法

2008年11月12日 | 医療 医薬 健康
A Method for Generating Monkey Tissues Using Sheep
花園豊(自治医科大学 分子病態治療研究センター)

 移植医療においてドナーが絶対的に不足し,それが移植治療普及の足かせになっている。そこで,家畜動物にヒトの組織を作らせたらどうかと考えた。すなわち,ヒトの組織をもつキメラ家畜である。それに向けて筆者らは今回,サルES細胞をヒツジ胎仔に移植する実験を行い,肉眼的なサル/ヒツジキメラの作出に成功した。

【目次】
1. はじめに
2. キメラを作る
3. ヒツジ体内でサル細胞の運命
4. 異種細胞が拒絶されない理由
5. おわりに
http://www.cmcbooks.co.jp/magazine/bio_0812.php

心筋細胞のシミュレーションとその応用

2008年11月12日 | 創薬 生化学 薬理学
―分子・細胞のモデルから生理・病態生理の理解と応用へ―
Simulation of the Cardiac Muscle Cell Function and its Application
野間昭典(立命館大学 生命科学部)
姫野友紀子・車采映(京都大学 医学研究科)

 我々の目指すバイオシミュレーションは心臓の生理学,あるいはシステムバイオロジー解析を目指すものである。平成15~17年度リーディングプロジェクト「細胞・生体機能シミュレーションプロジェクト」京都大学拠点における研究成果,シミュレーションでなければできなかったこと,心臓シミュレータの応用,展望等について記載した。

【目次】
1. 心臓の生理学
2. 平成15~19年度リーディングプロジェクト「細胞・生体機能シミュレーションプロジェクト」京都大学拠点におけるシステムバイオロジー研究
3. 京都大学拠点の研究成果
4. シミュレーション基盤技術の開発
5. シミュレーションでなければできないこと
6. 心臓シミュレータの応用,実用化
7. 心臓シミュレーション解析の展望
http://www.cmcbooks.co.jp/magazine/bio_0812.php

難培養性微生物のゲノム解析技術とシロアリ腸内微生物の共生機構

2008年11月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
New Genome Approaches to Uncultured Microorganisms and Symbiosis in the Gut of Termites
大熊盛也・本郷裕一(理化学研究所 基幹研究所)
月刊バイオインダストリー 2008年12月号

 シロアリ腸内の共生微生物群集による高効率なセルロース資源の分解・利用機構についての研究は,共生微生物が難培養性ゆえに困難であった。最近の分子微生物生態学的な研究成果に加え,いわゆるメタゲノムとは異なる難培養性微生物のゲノム解析技術の進展にともない,複雑な共生微生物群集における共生機構が解明されつつある。

【目次】
1. はじめに
2. シロアリ腸内微生物の多様性と新規微生物
3. 原生生物と細胞共生する細菌群
4. メタゲノム解析とその問題点
5. 少量の細胞からの全ゲノム解読
6. 原生生物の細胞内共生細菌のゲノム進化と共生機構
7. 原生生物のメタEST
8. おわりに
http://www.cmcbooks.co.jp/magazine/bio_0812.php

細胞培養にみる医工連携―チャールズ・リンドバーグからCell Ableまで―

2008年11月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
Cooperation of Engineers and Medical Researchers:From C.A.Lindbergh to Cell Able
絵野沢伸(国立成育医療センター)
月刊ファインケミカル 2008年12月号
 身体の構成成分である細胞を人工環境下に取り出して生かす技術,細胞培養は,20世紀初頭に始まり,種々の試行錯誤と多大な努力によって今なお進化を続けている。その端々に工学と医学生物学連携の成功例をみることができる。細胞培養が再生医療や創薬研究の基盤技術となった現在,進化の速度と方向は大きく変わりつつある。

【目次】
1. 細胞培養の黎明期―アレキシス・カレルの足跡から
2. 培養技術の進歩
3. 細胞周期の分子機構
4. 肝実質細胞の3次元培養
4.1 培養肝実質細胞を必要とする研究分野
4.2 肝実質細胞培養
4.3 3次元培養
4.4 細胞アレイCell Able
5. 今後の展望
http://www.cmcbooks.co.jp/magazine/fine_0812.php

バイオ破綻 流出する知財 資金途絶えたベンチャー

2008年11月12日 | 医療 医薬 健康
 金融市場の冷え込みにより、ベンチャーキャピタル(VC)などからの資金調達が困難になり、破綻(はたん)するベンチャー企業が相次いでいる。特に深刻なのは、長期の研究開発期間と多額の資金を必要とするバイオベンチャーだ。公的資金を投入して開発したシーズが消失したり、技術が海外流出する事例も出てきた。このままでは技術立国の存立が揺らぎかねないと政府もベンチャー再生に官民ファンド活用も検討している。しかし、資金の出し手となる民間金融機関がリスクマネーを敬遠、ファンド構想も“絵に描いたもち”になる可能性も指摘されている。FujiSankeiBusiness i.,2008-11-12