バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

脂質を菌体外に分泌する微生物

2008年03月13日 | 菌類 細菌
国際出願番号 : PCT/JP00/05425 国際出願日 : 2000年8月11日
国際公開番号 : WO01/012780 国際公開日 : 2001年2月22日
出願人 : サントリー株式会社 発明者 : 秋元 健吾 外2名

発明の名称 : 脂質を菌体外に分泌する微生物ならびに当該微生物を用いた脂質および脂質を内包する油滴小胞の製造方法

不飽和脂肪酸を構成脂肪酸とする脂質を産生し、かつ産生した脂質を油滴小胞に内包して菌体外に分泌する特徴を有する微生物、及び当該微生物をスクリーニングする方法、ならびに当該微生物を用いて不飽和脂肪酸を含有する脂質を効率よく製造する方法を提供する。さらに不飽和脂肪酸を有する脂質を内包する油滴小胞およびこれを添加してなる食品、化粧品、動物飼料を提供する。人為的処理を施した微生物又は自然界から採取した微生物を固体培地で生育させ、コロニーの周りに油滴小胞(lipid ball)を形成する菌株および/または透明な液体培地を用いた培養で培養液に濁りが生じる菌株を選抜する。得られた微生物を培養し、培養液中に分泌された脂質を有する油滴小胞を培養液から分離し、脂質を分離・精製する。

抗生物質カプラザマイシン類およびその製造法

2008年03月13日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
国際出願番号 : PCT/JP00/05415 国際出願日 : 2000年8月11日
国際公開番号 : WO01/012643 国際公開日 : 2001年2月22日
出願人 : 財団法人微生物化学研究会 外1名 発明者 : 竹内 富雄 外3名

発明の名称 : 抗生物質カプラザマイシン類およびその製造法

次の一般式(I)



[式中、Rはトリデシル基、11-メチル-ドデシル基等である]で示される抗生物質カプラザマイシンA~Fが、ストレプトミセスsp.MK730-62F2(受託番号FERM BP-7218)の培養により得られた。これらカプラザマイシン類は各種の抗酸性菌、細菌およびそれらの薬剤耐性菌株に対して優れた抗菌活性を有する。


新作物創出へ イネゲノムを活用/農水省

2008年03月13日 | 植物&農業
 農水省は2008年度、国際研究で既に解読した稲の遺伝情報「イネゲノム」を活用した新品種の開発に乗り出す。稲だけでなくイネ科の麦やトウモロコシにも応用して新たな作物を創出、食料の安定供給、生産性の向上につなげたい考えだ。
 事業名は「新農業展開ゲノムプロジェクト」。日本や米国、中国など10カ国で国際研究を進めて、04年にイネゲノム全塩基配列を解読した成果を足掛かりに、「食料、環境、エネルギー問題の解決に貢献する作物の開発を本格化させる」(先端産業技術研究課)ことに決めた。日本農業新聞 掲載日:08-03-12

統合失調症患者の「記憶」の仕組みが見えてきた 

2008年03月13日 | 医療 医薬 健康
Schizophrenia memory differences
BBC News 3/12
「特定の位置を記憶する」というテストを使って、統合失調症の人達の脳の活動と健康な被験者達の脳の活動を比較した所、実際に両者で脳の活動の状態が異なっていた、と発表されています。科学ニュースあらかると2008年03月12日

ES細胞使って腎臓・膵臓再生 東大教授グループが実験

2008年03月13日 | 細胞と再生医療
 東京大の中内啓光教授のグループが万能細胞の一種である胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を使い、腎臓や膵臓(すい・ぞう)をつくる遺伝子を欠いたマウスの受精卵から、こうした臓器をもつマウスをつくることに成功した。受精卵にES細胞を注入したら臓器がまるごと再生された。将来の人間の臓器づくりの手法開発の足がかりになりそうだ。13日からの日本再生医療学会で発表する。 Asahi.com.,2008年03月13日