口の粘膜から角膜をつくり、目に移植して視力を取り戻す-そんな再生医療の実用化が始まっている。細胞を薄いシート状に培養できる特殊な培養皿が大きな役割を果たす。応用が進めば皮膚の下に肝臓もつくり出せるという。東京新聞 2007年12月4日
京都大学病院は、大腿(だいたい)骨の股関節との接続部分が壊死(えし)する難病の「大腿骨頭(こっとう)壊死」の患者に対し、患者の骨髄にある幹細胞を注入し、骨の再生を促す臨床試験を始め、7日発表した。1例目となる27歳の男性患者に対して来年2月に移植手術をする。同病院は、手首の骨が壊死する「月状骨(げつじょうこつ)壊死」の患者への臨床試験も計画しており、2年間で計20人を対象とする。 Asahi.com.,2007-12-07 参考情報>>バイオ塾情報創庫DB 2007-12-09