バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新規K96-0188抗生物質およびその製造法

2007年12月08日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平9-326124 出願日 : 1997年11月27日
公開番号 : 特許公開平11-158194 公開日 : 1999年6月15日
出願人 : 社団法人北里研究所 発明者 : 大村 智 外3名

発明の名称 : 新規K96-0188抗生物質およびその製造法

【課題】 抗菌、抗蠕虫または殺虫剤として有用な新規K96-0188抗生物質およびその製造法を得るものである。
【解決手段】 放線菌に属する下記式〔I〕



で表されるK96-0188物質を生産する能力を有する微生物を培地に培養し、培養物中にK96-0188物質を蓄積せしめ、該培養物から抗菌、抗蠕虫または殺虫剤として有用なK96-0188物質を採取する。

インターロイキン6レセプターの精製方法

2007年12月08日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平9-323195 出願日 : 1997年11月25日
公開番号 : 特許公開平11-158198 公開日 : 1999年6月15日
出願人 : 東ソー株式会社 発明者 : 井出 輝彦 外3名

発明の名称 : インターロイキン6レセプターの精製方法

【課題】カラムクロマトグラフィーの手法を用いてIL-6Rの精製(製造)を行うにあたり、煩雑な前処理工程を必要とせず、高収量でIL-6Rを得るための精製方法であって、特に、工業的生産規模での精製にも適用可能なIL-6Rの精製方法を提供すること。
【解決手段】IL-6R及び夾雑物質を含有する溶液からIL-6Rを精製する方法であって、前記溶液をイオン交換体より形成される流動床内においてイオン交換体と接触させてIL-6Rを吸着させた後、IL-6Rをイオン交換体より分離することを特徴とするIL-6Rの精製方法。

世界最大規模:キャッサバ(タピオカ)完全長cDNA約11,000種を同定

2007年12月08日 | 植物&農業
- 環境ストレス処理したキャッサバから完全長cDNAライブラリを作製 -
◇ポイント◇
・キャッサバの完全長cDNA約11,000種を同定、うち1,500種は植物として新規
・デンプン代謝、環境ストレス応答に関係するキャッサバ遺伝子を推定
・バイオ燃料の開発、食料問題解決の糸口に
理化学研究所プレスリリース 平成19年12月6日

アルツハイマー:アミロイド斑の関連物質発見 福島医大

2007年12月08日 | 医療 医薬 健康
アルツハイマー病の原因とされるアミロイド斑(老人斑)を生じさせる「βセクレターゼ」の活性が、脳細胞から分泌される「シアロ糖たんぱく質」と関連していることを福島県立医科大の橋本康弘教授(生化学)らが突き止め、7日発表した。シアロ糖たんぱく質がアルツハイマー病の早期発見の目安になると期待されるという。11月30日付の米雑誌「ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー」に掲載された。毎日新聞 2007年12月7日

ヒト幹細胞:「骨壊死症」で臨床試験開始 京大病院

2007年12月08日 | 細胞と再生医療
 京都大病院(京都市)は7日、有効な治療法が確立されていない二つの骨壊死(こつえし)症について、ヒト幹細胞を使った臨床試験を始める、と発表した。昨年9月施行の「ヒト幹細胞を用いる臨床研究に関する指針」に基づき、厚生労働省が臨床研究を了承した第1弾の一つで、新治療法の開発を目指す。毎日新聞 2007年12月7日 関連情報>> バイオ塾情報創庫DB 2007-12-08

遺伝子技術でクモの糸の成分も、「スパイダーシルク」開発

2007年12月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
 信州大(長野県)の中垣雅雄教授(昆虫遺伝学)が、クモが出す糸の成分を蚕に組み入れた絹糸「スパイダーシルク」を開発した。
 強度や伸縮性が通常の絹より2倍以上優れた製品にできる可能性があり、靴下製造卸大手「岡本」(奈良県広陵町)と共同で、靴下などの製品化を目指す。経営環境が厳しい国内の製糸業、繊維産業にとって、スパイダーマンのような“救世主”として期待されそうだ。
 ジョロウグモの糸の遺伝子を抽出し、蚕の卵に注入すると、生まれた蚕が吐く糸は、クモ糸の成分を約10%含み、従来の生糸よりも丈夫で柔らかいという。今後、用途に応じた繊維を作るため、適したクモ糸の成分比率を研究し、2010年には製品化したい考え。繊維製品以外にも手術用の縫合糸など多様な分野へ応用できそうという。2007年12月6日 読売新聞

万能細胞、国の支援要望…研究グループの山中京大教授

2007年12月08日 | 細胞と再生医療
万能細胞、国の支援要望…研究グループの山中京大教授
 拒絶反応がない再生医療の実現につながる新型の万能細胞を作り出した山中伸弥・京都大教授は7日、渡海文部科学相と岸田科学技術相に相次いで面会し、国内の新型万能細胞研究者を集めたチームの結成や研究拠点施設の整備など、国を挙げた支援を求めた。(2007年12月7日 読売新聞)  関連情報>>バイオ塾情報創庫DB 2007-12-08