バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

RNAの調整方法

2007年11月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-168734 出願日 : 2005年6月8日
公開番号 : 特許公開2006-340651 公開日 : 2006年12月21日
出願人 : キヤノン株式会社 発明者 : 藤山 朋代 外1名

発明の名称 : RNAの調整方法

【課題】プローブ結合部位から5’末端までの長さが一律であり、アレイ上のプローブとより安定なハイブリッド体を形成するRNAの調整方法を提供する。
【解決手段】cRNAを合成した後、cRNAが有するポリU塩基配列を除去することでポリU塩基配列を持たないcRNAを調整する。

癌胎児性抗原mRNAの測定方法、およびこれに使用するオリゴヌクレオチド

2007年11月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-169561 出願日 : 2005年6月9日
公開番号 : 特許公開2006-340663 公開日 : 2006年12月21日
出願人 : 東ソー株式会社 発明者 : 大仲 悟 外2名

発明の名称 : 癌胎児性抗原mRNAの測定方法、およびこれに使用するオリゴヌクレオチド

【課題】一定温度、一段階操作で、迅速にCEAmRNAを増幅、検出し、CEA関連抗原のmRNAを検出しないことを特徴とする、CEAmRNAの測定方法の提供。
【解決手段】CEAmRNAを増幅可能なオリゴヌクレオチドプライマーによるRNA増幅工程と、増幅領域内のCEAmRNA配列と相同性が高く、CEA関連抗原mRNA配列と相同性が低いインターカレーター性蛍光色素で標識されたオリゴヌクレオチドプローブを用いて測定する工程を含む測定法によって、前記課題を解決する。


RegIVmRNAの測定方法

2007年11月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-314343 出願日 : 2005年10月28日
公開番号 : 特許公開2007-116999 公開日 : 2007年5月17日
出願人 : 東ソー株式会社 発明者 : 宇根 蔵人 外2名

発明の名称 : RegIVmRNAの測定方法

【課題】Regenerating islet-derived family, member 4(regenerating gene type 4) mRNA(Reg IV mRNA)を一定温度かつ1段階で、簡便、迅速、高感度に測定する方法を提供する。
【解決手段】少なくとも一方の5’末端にプロモーター配列を有する第一のプライマー、第二のプライマー、および逆転写酵素により、プロモーター配列含む2本鎖DNAを生成し、該2本鎖DNAを鋳型としてRNAポリメラーゼによりRNA転写産物を生成し、該RNA転写産物が引き続き前記逆転写酵素によるDNA合成の鋳型となって前記2本鎖DNAを生成する工程からなるRNA増幅工程において増幅されたRNA産物量をインターカレーター性蛍光色素標識核酸プローブにて測定する。


核酸の増幅方法

2007年11月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-323718 出願日 : 2005年11月8日
公開番号 : 特許公開2007-129916 公開日 : 2007年5月31日
出願人 : キヤノン株式会社 発明者 : 鈴木 智博

発明の名称 : 核酸の増幅方法

【課題】遺伝子の発現量を測定する際に、遺伝子に特異的で定量的な増幅方法を提供する。
【解決手段】mRNAをテンプレートとしてcDNAを合成してcRNA増幅を行った後、遺伝子特異的なプライマーにより所望の遺伝子のみを逆転写する。さらに検体に含まれるcRNAを分解することで所望の遺伝子由来の一本鎖DNAだけからなる検体を調製する。

低分子量RNAの分離精製方法

2007年11月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-27777 出願日 : 2006年2月3日
公開番号 : 特許公開2007-202521 公開日 : 2007年8月16日
出願人 : 国立大学法人 東京大学 発明者 : 後藤 利保 外1名

発明の名称 : 低分子量RNAの分離精製方法

【課題】miRNA分子などのRNA分子を簡便に作製する方法、および配列未知のmiRNA分子などのRNA分子を作製するための技術を提供することを課題とする。
【解決手段】汎用性の高いRNAポリメラーゼ(RNA polymerase)を用いることにより任意のmature RNA(例えば、miRNA)を作成する手法を新たに開発したことによって解決した。プロモーター領域をRT-PCRの段階で導入することおよび余分な配列と相補的なプライマー(DNA断片)をアニーリングさせ、RNase H処理およびDNase処理することにより上記課題は解決された。

ビオチン標識RNA増幅キット

2007年11月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
MessageAmp.Premier RNA Amplification Kitの販売を開始
アプライドバイオシステムズ社(President、Tony L.White、NYSE:ABI)の日本法人、アプライドバイオシステムズジャパン株式会社(代表取締役社長・清田和行、東京都中央区)は、本日、マイクロアレイ解析のための、ビオチン標識RNA増幅キットの販売を開始しました。ビオチン標識の増幅RNAを必要とするマイクロアレイ製品に最適です。少ないサンプルからより短時間の処理で、より多くのデータが得られる市場で最も優れたキットです。http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=174771&lindID=4

インフリキシマブは肺炎や投与時反応既往者への再投与時も忍容性良好

2007年11月12日 | 医療 医薬 健康
 抗TNFα薬の登場は、従来療法でコントロール不良な関節リウマチ(RA)患
者への大きな福音となったが、副作用のために抗TNFα薬投与を中断せざるを
得なかった患者に対する再投与の安全性に関する情報は少ない。田辺三菱製薬
の矢野敏朗氏らは、インフリキシマブ(IFX)市販後全例調査(PMS)にて集積
されたIFX投与RA患者5000例のデータを解析、肺炎や投与時反応既往者にIFXを
再投与した場合の安全性について、米国リウマチ学会・学術集会のポスターセ
ッションで報告した。
詳しくは以下の画面へ
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_10397_71449_9

◆ 抗TNFα療法の1年間継続率は7割前後と良好
 米国では関節リウマチに対する抗TNFα薬の新規処方が著明に増加している。
2003年以降、3つの抗TNFα薬が上市されているが、米国セントコア社の
Dabbous氏らは、2つの医療保険請求データベースのデータに基づき、抗TNF療法
の継続状況を調査した結果、1年継続率は7割前後と良好であり、特にインフリ
キシマブ(IFX)では他の2剤より有意に優る高い継続率が認められたことを報
告した。研究成果は米国リウマチ学会・学術集会の臨床研究会で発表された。

詳しくは以下の画面へ
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_10397_71449_10

◆ 抗TNFα薬の中でインフリキシマブは他剤切り替え率が低い
 抗TNFα薬は強力な症状改善効果とともに関節破壊進展抑制効果をもち、関節
リウマチ(RA)治療に重要な役割を担っている。米国ではインフリキシマブ
(IFX)、エタネルセプト(ETN)、アダリムマブが上市され、個々の患者の病態な
どによって使い分け、切り替えがなされている。米セントコア社のTang氏らは、
抗TNFα薬間の切り替えの実態について検討。米国リウマチ学会・学術集会の臨
床研究会で、米国で使用可能な3剤のなかで、IFXは最も切り替え率が低かったこ
とを報告した。

詳しくは以下の画面へ
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_10397_71449_11

COX-2阻害薬の使用減少で消化管障害が増加

2007年11月12日 | 創薬 生化学 薬理学
 最近のシクロオキシゲナーゼ(COX)-2阻害薬の使用減少が、非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAIDs)由来の消化管障害の増加を招いていることが明らかになった。高齢の関節炎患者を対象にした米国の大規模コホート研究により示されたもので、米スタンフォード大学のGurkirpal Singh氏らが11月8日、米国リウマチ学会のプレナリーセッションで報告した。日経MedicalOnline 2007-11-10

DNA配列:逆に記録 情報、元に戻す機能も--立教大など藻類で発見

2007年11月12日 | NEWSクリッピング
 生命の設計図であるゲノム(全遺伝情報)のDNA配列が、通常とは逆の順序で記録されているケースのあることを、立教大などが真核生物の藻類「シゾン」で発見した。しかも細胞内では、逆の順序のDNA情報をもとに作られたRNA(リボ核酸)の前後を入れ替え、順序を元に戻す未知の現象が起きていることも突き止めた。生物が想像以上に多様な方法で生命情報を操っていることを示す重要な成果という。毎日新聞 2007-11-11

国内在来種、初の発症例 カエル・ツボカビ症

2007年11月12日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

 

両生類の世界規模の激減に関係しているとされるカエル・ツボカビ症は、国内の在来種のカエルにも死に至る症状を起こすことを、麻布大獣医学部などのグループが初めて実験で確かめた。神奈川県相模原市であった研究会で10日、松井久実・同大講師が発表した。 Asahi.com.,2007年11月12日