バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

遺伝子導入用修飾蛋白質及びその製法

2007年08月31日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平6-270102 出願日 : 1994年9月29日
公開番号 : 特許公開平8-89278 公開日 : 1996年4月9日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 高原 義之 外2名

発明の名称 : 遺伝子導入用修飾蛋白質及びその製法

【構成】 本発明は、少なくとも1つ以上のグルタミン残基を有する生理活性ペプチド又は生理活性蛋白質とアミノ供与体を有し核酸を包含する能力を有する高分子物質とを、トランスグルタミナーゼ(Glutaminyl-peptide:amine γ-glutamyltransferase)の存在下に反応せしめて、該グルタミン残基のγ-位酸アミドにおいて該アミノ供与体のアミノ基と酸アミド結合を形成せしめることを特徴とする核酸包含用の生理活性ペプチド又は生理活性蛋白質の製造方法、そのペプチド又は蛋白質誘導体、及び、核酸包含物質に関する。
【効果】 生理活性ペプチド又は生理活性蛋白質の特性を損なうことなく、核酸を包含する能力を有する高分子物質が結合したペプチド又は蛋白質誘導体を得ることができる。また、当該誘導体を用いることにより選択的に遺伝子を細胞に導入することができる。

微生物培養物を含有する血管内皮細胞活性化剤

2007年08月31日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平6-232868 出願日 : 1994年9月28日
公開番号 : 特許公開平8-92110 公開日 : 1996年4月9日
出願人 : 倉敷紡績株式会社 外1名 発明者 : 山本 良平 外4名

発明の名称 : 血管内皮細胞活性化剤

【目的】 安価かつ大量に供給し得る、安全性の高い血管内皮細胞活性化剤を提供する。
【構成】 アスペルギルス属糸状菌を澱粉を含有する原料と共に培養して得られる培養物へ、サッカロミセス属酵母を添加し、発酵させて得られる微生物培養物を含有する血管内皮細胞活性化剤。

薬用人参未分化培養細胞から得られるサポニン類の製造方法

2007年08月31日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願平6-251509 出願日 : 1994年9月19日
公開番号 : 特許公開平8-92114 公開日 : 1996年4月9日
出願人 : 株式会社ネオス 発明者 : 大川 直士 外2名

発明の名称 : 薬用人参未分化培養細胞から得られるサポニン類の製造方法

【構成】 薬用人参植物体より分裂組織を摘出し、植物ホルモンを含むカルス誘導用培地で該分裂組織のカルスを誘導し、該カルス誘導用培地で継代培養後、該カルス誘導用培地のホルモン組成を変更した再分化誘導用培地で継代培養を行い、該継代培養時に再分化してくる細胞塊を分別除去することによって得られる未分化細胞塊を、培養して成分抽出を行うことを特徴とするサポニン類の製造方法。
【効果】 本発明のサポニンの製造方法により、年間を通じてサポニンを安定供給でき、食品、生薬、あるいは医薬分野の製薬原料として利用することができる。

ニチニチソウ種子からの抽出物、その取得方法及びこれを含有する組成物

2007年08月31日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願平7-160839 出願日 : 1995年6月27日
公開番号 : 特許公開平8-92117 公開日 : 1996年4月9日
出願人 : ロレアル 発明者 : ピエール・フオドル 外2名

発明の名称 : ニチニチソウ種子からの抽出物、その取得方法及びこれを含有する組成物

【構成】蛋白質、アミノ酸、有機酸及び糖を含有する、生物的変換により得られたニチニチソウ種子からの抽出物、かゝる抽出物の取得方法ならびに当該抽出物を含有する化粧料及び/又は皮膚科用の組成物。
【効果】ニチニチソウ種子の抽出物はミトコンドリア細胞の呼吸を促進する性質及び繊維芽細胞及び表皮ケラチン細胞の細胞生長を促進する性質を有する。この抽出物は酸素フリーラジカルに対する活性も有する。

セスキシリン産生菌による抗腫瘍剤

2007年08月31日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平6-248377 出願日 : 1994年9月19日
公開番号 : 特許公開平8-92119 公開日 : 1996年4月9日
出願人 : 日本化薬株式会社 発明者 : 桑原 敦 外3名

発明の名称 : 抗腫瘍剤

【目的】新規な抗腫瘍剤を提供する。
【構成】セスキシリンを有効成分とする抗腫瘍剤ならびにアクレモニウム属に属するセスキシリン産生菌を培養し、その培養液中よりセスキシリンを採取することよりなる、セスキシリンの製造方法。

肝・胆管系疾患予防・治療剤

2007年08月31日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平6-265971 出願日 : 1994年9月26日
公開番号 : 特許公開平8-92122 公開日 : 1996年4月9日
出願人 : 三井東圧化学株式会社 外1名 発明者 : 粟屋 昭 外3名

発明の名称 : 肝・胆管系疾患予防・治療剤

【構成】 血清胸腺因子(FTS)として知られるノナペプチド又はそのC末端のアスパラギンのカルボキシル基におけるエステル又はアミド又はそれら各化合物の薬学的に許容し得る塩又はそれら各化合物と金属との結合物を有効成分とする各種の肝臓・胆管系疾患の予防・治療剤。
【効果】 FTSノナペプチド又はそのC末端のアスパラギンのカルボキシル基におけるエステル又はアミド又はそれら各化合物の薬学的に許容し得る塩又はそれら各化合物と金属との結合物を有効成分とする本発明の薬剤は、自己免疫性肝障害、薬剤性肝障害、アルコール性肝障害、肝虚血再灌流障害、微生物感染による肝障害等を予防・治療することができる。

新規抗生物質テトロデカマイシン誘導体

2007年08月31日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平6-252760 出願日 : 1994年9月22日
公開番号 : 特許公開平8-92256 公開日 : 1996年4月9日
出願人 : 財団法人微生物化学研究会 発明者 : 竹内 富雄 外9名

発明の名称 : 新規抗生物質テトロデカマイシン誘導体

【目的】 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌を含むグラム陽性菌に対し強い抗菌活性を有する新規な化合物を提供する。
【構成】 一般式〔式中、Rはアルカノイル基、置換もしくは未置換のフェニルアセチル基、置換もしくは未置換のシンナモイル基、置換もしくは未置換のベンゾイル基、置換もしくは未置換のナフトイル基、または置換もしくは未置換のベンジル基、あるいは式-CONH-R1(但しR1は置換もしくは未置換のフェニル基である)の基を示す〕で表わされるテトロデカマイシン誘導体が合成された。テトロデカマイシンの14位の2級アルコール位で化学的に修飾して、一般式(I)で総括的に表わし得るテトロデカマイシンのエーテル誘導体、ウレタン誘導体及びエステル誘導体が合成されたが、これらはテトロデカマイシンより、MRSAを含むグラム陽性菌に対し強い抗菌活性を示して抗菌剤として有用である。

新規生理活性物質NA14742、その製造法及びその用途

2007年08月31日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平6-254120 出願日 : 1994年9月26日
公開番号 : 特許公開平8-92270 公開日 : 1996年4月9日
出願人 : 日本化薬株式会社 発明者 : 森田 誠 外4名

発明の名称 : 新規生理活性物質NA14742、その製造法及びその用途

【目的】抗腫瘍、抗真菌活性を有する新規生理活性物質NA14742を提供する。
【構成】生理活性物質NA14742はストレプトミセスsp NA14742株(微工研菌寄第14338号)の培養によって得られ、分子式C47H81NO14、分子量883を持つ化合物である。

癌悪液質治療物質FR177391

2007年08月31日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平6-246828 出願日 : 1994年9月16日
公開番号 : 特許公開平8-92272 公開日 : 1996年4月9日
出願人 : 藤沢薬品工業株式会社 発明者 : 佐藤 文治 外4名

発明の名称 : 癌悪液質治療物質FR177391

【構成】 セラチア(Serratia)属に属する微生物(例えばSerratia liquefaciens No.1821)を培養して、酸性淡黄色粉末、FR177391物質を製造する。
【効果】 この物質は、癌悪液質治療剤、抗腫瘍剤等として利用できる。

キシラナーゼ、それを生産する微生物、DNA分子、そのキシラナーゼの調製方法及び使用

2007年08月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平7-190838 出願日 : 1995年7月26日
公開番号 : 特許公開平8-92284 公開日 : 1996年4月9日
出願人 : ソルヴェイ 発明者 : エリック ド ビュイ 外3名

発明の名称 : キシラナーゼ、それを生産する微生物、DNA分子、そのキシラナーゼの調製方法及び使用

【課題】紙パルプ処理に用いられ、広範囲の温度並びに塩基性pH及び酸性pHに安定かつ活性なキシラナーゼの提供。
【解決手段】バシラス株に由来し、pH約5~10の範囲及び約50~80℃の温度範囲にわたって活性であるキシラナーゼを使用する。