Plant Factory for GM Plant
安野理恵((独)産業技術総合研究所 ゲノムファクトリー研究部門 植物分子工学研究グループ 研究員)
松村健((独)産業技術総合研究所 ゲノムファクトリー研究部門 植物分子工学研究グループ 研究グループ長)
Plant-madepharmaceuticals(PMPs;組換え植物由来医療用物質)に関する研究開発は,ラボレベルの試験研究から実用化へ向けた次のステップを踏み始めた。(独)産業技術総合研究所ではPMPs製剤化モデルシステムの構築を目指して,現在,パイロットプラントとなる「密閉型遺伝子組換え植物工場」施設の建設を進めている。本施設では,組換え植物の栽培から,それを原材料とする医薬品製剤化までの一連の工程を,閉鎖された同一施設内で実施するものである。本稿では,本システム開発のニーズとそのコンセプト,また建設中の植物工場施設の概要について紹介する。 月刊バイオインダストリー 2007年2月号
【目次】
1. はじめに
1.1 PMPsの優位性,国内外における研究開発の現状
1.2 密閉型植物工場施設のニーズ
1.3 国内外における野菜工場の現状と技術開発
2. 密閉型遺伝子組換え植物工場施設の概要
2.1 遺伝子拡散防止対策(封じ込め対策)
2.2 汚染防止対策
2.3 交雑防止対策
3. イヌインターフェロン発現イチゴの開発
3.1 CaIFNの歯周病に対する効果
3.2 CaIFN発現イチゴの開発
4. おわりに
安野理恵((独)産業技術総合研究所 ゲノムファクトリー研究部門 植物分子工学研究グループ 研究員)
松村健((独)産業技術総合研究所 ゲノムファクトリー研究部門 植物分子工学研究グループ 研究グループ長)
Plant-madepharmaceuticals(PMPs;組換え植物由来医療用物質)に関する研究開発は,ラボレベルの試験研究から実用化へ向けた次のステップを踏み始めた。(独)産業技術総合研究所ではPMPs製剤化モデルシステムの構築を目指して,現在,パイロットプラントとなる「密閉型遺伝子組換え植物工場」施設の建設を進めている。本施設では,組換え植物の栽培から,それを原材料とする医薬品製剤化までの一連の工程を,閉鎖された同一施設内で実施するものである。本稿では,本システム開発のニーズとそのコンセプト,また建設中の植物工場施設の概要について紹介する。 月刊バイオインダストリー 2007年2月号
【目次】
1. はじめに
1.1 PMPsの優位性,国内外における研究開発の現状
1.2 密閉型植物工場施設のニーズ
1.3 国内外における野菜工場の現状と技術開発
2. 密閉型遺伝子組換え植物工場施設の概要
2.1 遺伝子拡散防止対策(封じ込め対策)
2.2 汚染防止対策
2.3 交雑防止対策
3. イヌインターフェロン発現イチゴの開発
3.1 CaIFNの歯周病に対する効果
3.2 CaIFN発現イチゴの開発
4. おわりに