バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

膜タンパク質の合成方法

2006年11月24日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-118482 出願日 : 2004年4月14日
公開番号 : 特許公開2005-295914 公開日 : 2005年10月27日
出願人 : 社団法人バイオ産業情報化コンソーシアム 外1名 発明者 : 片山 幸江 外2名

発明の名称 : 膜タンパク質の合成方法

【課題】 無細胞反応液中で複数の異なるサブユニットから成る膜タンパク質を合成する方法を提供する。従来法ではこのようなタンパク質の発現量は水溶性タンパク質の発現に比較して低く、特に疎水性の高いサブユニットの発現が著しく低かった。
【解決手段】 最も疎水性の高いサブユニットを導入するベクターとして、少なくともバクテリアのP450上流の非翻訳領域、最も疎水性の高いサブユニットをコードする配列及び任意に選択マーカー配列を5’側から順に挿入したベクターを用いる。

新規な結晶構造を有するインターロイキン6の結晶

2006年11月24日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2003-412039 出願日 : 2003年12月10日
公開番号 : 特許公開2005-170832 公開日 : 2005年6月30日
出願人 : インターサイト・ナノサイエンス株式会社 発明者 : 辻 憲悟 外1名

発明の名称 : 新規な結晶構造を有するインターロイキン6の結晶

【課題】 インターロイキン6とその拮抗的阻害剤との共結晶化を可能とする。更には、インターロイキン6の拮抗的阻害剤の探索、評価および設計を可能とする。
【解決手段】 本発明は、新規な結晶構造を有するインターロイキン6の結晶、およびその結晶化方法に関する。本発明は更に、該インターロイキン6と相互作用して複合体を形成する化合物のスクリーニング方法にも関する。

バルサルタン投与が脂肪細胞の分化を促進

2006年11月24日 | NEWSクリッピング
動物実験でメタボリックシンドローム予防の可能性を示唆

愛媛大学大学院医学系研究科分子心血管生物学・薬理学助教授の岩井將氏
 愛媛大学大学院医学系研究科分子心血管生物学・薬理学助教授の岩井將氏らは、メタボリックシンドロームにおける脂肪組織機能に対するアンジオテンシンII受容体タイプ1(AT1)刺激をめぐって検討し、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)であるバルサルタンがメタボリックシンドローム予防に有用であることを示唆する成績が得られたと報告した。日経BP MedicalOnline 2006-11-21

ACSへのスタチン投与、長期では有益

2006年11月24日 | NEWSクリッピング
当初からの投与で死亡率、不安定狭心症など有意に減少

米クリーブランド・クリニックのAnthony A. Bavry氏
 急性冠症候群(ACS)で当初からスタチン投与を始めた場合、長期死亡率や、不安定狭心症の発症率などが有意に減ることが、7つの臨床試験について行ったメタ分析で明らかになった。これまでに、急性冠症候群へのスタチン投与について行ったメタ分析の結果では、追跡期間は4カ月までと短く、死亡率などは減少しないとする結果が出ていたが、今回、追跡期間を最低6カ月、平均で22.9カ月と長くしたことで、スタチン投与の有効性が示された。日経BP MedicalOnline 2006-11-21