バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

研究開発における「独創性」とは何か---

2006年09月26日 | NEWSクリッピング
『不確実性のマネジメント』を読んで
 三共の高脂血症治療薬「メバロチン」とエーザイのアルツハイマー治療薬「アリセプト」である。医薬品開発といえば,スーパーコンピュータか何かを使ってシステマチックに進めているのかと想像していたのだが,これを読むと大分違うようだ。そのポイントは第一に,個人のこだわりや執念で物事が進む泥臭いストーリーであること。第二に,運と偶然によって左右される曖昧(あいまい)な世界だということである。 日経BP>TechOn!2006-09-25

インスリンシグナル伝達促進活性を有する糖代謝機能改善剤

2006年09月26日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-22382 出願日 : 2004年1月30日
公開番号 : 特許公開2005-213206 公開日 : 2005年8月11日
出願人 : 下村 伊一郎 外2名 発明者 : 下村 伊一郎 外2名

発明の名称 : 糖代謝機能改善剤
  
【課題】新規な糖代謝機能改善剤、詳しくは、インスリンシグナル伝達促進活性を有することを特徴とする、糖代謝関連疾患の治療剤又は予防剤を提供する。
【解決手段】下記のいずれかのアミノ酸配列からなる蛋白質又はそのフラグメントを有効成分として含有する、糖代謝関連疾患の治療剤又は予防剤;<アミノ酸配列群>(a)特定のアミノ酸配列、(b)前記aのアミノ酸配列において、1もしくは複数のアミノ酸が欠失、付加もしくは置換されたアミノ酸配列、(c)前記aのアミノ酸配列において、そのアミノ末端から26個のアミノ酸を欠失させた部分アミノ酸配列、(d)前記(c)のアミノ酸配列において、そのアミノ末端にメチオニンが付加されたアミノ酸配列、(e)前記aのアミノ酸配列と80%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列、等。

◇発明者下村伊一郎教授関連特許公開資料