水産庁の外郭団体、水産総合研究センターは2日、世界の湖沼で大量発生して、魚介類や人に悪影響を与えている植物プランクトン「アオコ」を死滅させるウイルスを発見し、培養にも成功したと発表した。湖沼を水源とする飲料水の浄化などへの利用が期待できるという。
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水産綜合研究センター
プレリリース
http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr17/170902/aoko.htm
◇特許出願2005-41958(2005-02)
ミクロキステイス属のアオコ原因藍藻に特異的に感染して増殖しうるシアノファージ、該シアノファージを利用するアオコ防除方法及びアオコ防除剤並びに該シアノファージの単離方法、濃縮・精製方法、継代培養方法及び保存方法
◇赤潮に対するウイルスの関わり
http://www.nnf.affrc.go.jp/HABD/HACS/virusvsalgae/virusalgaeindex.html
赤潮プランクトンに特異的に感染して増殖・溶藻しうるウイルス、該ウイルスを利用する赤潮防除方法および赤潮防除剤、並びに該ウイルスの保存方法
長崎 慶三ほか(水産庁瀬戸内海区水産研究所長)
特許2955657号(特開平11-98979)
ヘテロシグマアカシオに特異的に感染して増殖しうるウイルスであって、尾部構造および外膜構造を欠き、粒径202±6nmの正20面体であり、2本鎖DNAを持つウイルス。