バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

微生物によるグルコン酸の製造法

2005年08月28日 | 菌類 細菌
高溶存酸素濃度下におけるAspergillus nigerの生育およびグルコン酸生産
  李項雨・佐藤誠吾・向高祐邦・高橋,穰二
  醗酵工学会誌 65(6),501-506,(1987)

Aspergillus niger によるグルコン酸醗酵の速度論的研究
  三浦喜温ほか:醗酵工学雑誌 48(12),795-803,(1970)

オンライン濃度推定法によるグルコン酸発酵の効率化
  西村研治ほか
  発酵工学会誌 70(6)457-463(1992)

出願番号 : 特許出願平9-524495 出願日 : 1996年12月20日
公表番号 : 特許公表2000-502904 公表日 : 2000年3月14日
出願人 : ジェネンコア インターナショナル インコーポレーテッド 発明者 : ランテロ,オーレスト ジェイ 外1名

発明の名称 : グルコン酸を調製するための方法およびそれにより製造されたグルコン酸

  同一もしくは異なった供給源のグルコースオキシダーゼおよびカタラーゼから成る酵素システムであって、25%(w/w)dsより高いグルコース濃度においてグルコースのグルコン酸への完全変換を実現するもの。その結果得られる、通常発酵工程に関連した不純物を実質的に含まないグルコン酸は続いてスプレー粒状化され、低塵乾燥製品が製造される。

グルコン酸発酵法
  井上耕一ほか(ダイセル化学工業)
  特許公告 平3-37917 (1991)
Gluconic acid production at high concentrations by Aspergillus niger immobilized on a nonwoven fabric
H.Sakurai.,et.al.,
J.Ferment.Bioeng.,67 (6) 404-408 (1989)




新型SARS治療薬を開発 遺伝子技術の応用で

2005年08月28日 | 医療 医薬 健康
中国工程院(工学アカデミー)の鍾南山院士(アカデミー会員)は26日、新型肺炎SARS(重症急性呼吸器症候群)特効薬の研究で、このほど大きな進展があったことを発表した。広東省SARS対策科学技術研究チームが開発中の新薬は、小分子リボ核酸(RNA)を使って特定遺伝子の働きを抑える「RNA干渉(RNAi)」という新技術を利用したもので、サルを使った実験で、SARSウイルスに対する治療・予防効果が高いことが実証されている。

同研究チームは新薬の研究にすでに2年余りを費やしている。RNAiを応用したSARSウイルス治療薬の実験は、世界でも初の試みだ。(編集UM)

「人民網日本語版」2005年8月27日