バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

TGF−β型受容体cDNAおよびその用途

2019年05月23日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: ホワイトヘッド インスティチュート フォー バイオメディカル リサーチ
発明者: リン,ハーバート ワイ., ワン,シャオ−ファン, ワインバーグ,ロバート エイ., ロディッシュ,ハーベイ エフ.

出願 2005-223592 (2005/08/02) 公開 2006-055164 (2006/03/02)

【要約】【課題】ネズミ若しくはヒト由来と同等のTGF−βIII型受容体を提供する。TGF−βは細胞増殖や生長、細胞接着および細胞表現型に及ぼすなど作用を有する。【解決手段】特定のヌクレオチド配列を有するTGF−βIII型受容体をコードするDNA若しくはその配列の一部分、それらによりコードされたTGF−βIII型受容体ポリペプチド、TGF−βIII型受容体を特異的に認識する抗体が提供される。また、これらを用いて形質転換された細胞系を利用したTGF−βの結合を妨害する化合物のスクリーニングアッセイ系も提供される。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2006055164/

TGF−βII型受容体に結合する核酸およびその使用

2019年05月23日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: 国立大学法人 東京大学
発明者: 中村 義一, 山村 康子

出願 2009-198813 (2009/08/28) 公開 2011-045339 (2011/03/10)

【要約】【課題】TGF−βならびにTGF−βII型受容体の生理機能の解明、およびTGF−βにより引き起こされる疾患の発症機構の解析、診断および治療に利用可能な物質の提供。【解決手段】TGF−βII型受容体に結合し、かつTGF−βとTGF−βII型受容体との結合を阻害することを特徴とするアプタマー;当該アプタマーを用いることを特徴とするTGF−βII型受容体の検出方法;当該アプタマーを含む医薬など。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2011045339/

審査最終処分:未審査請求によるみなし取下

TGF−β受容体キナーゼ阻害剤としてのヘテロアリールアミノキノリン

2019年05月23日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングgoogle_iconyahoo_icon, Merck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung
発明者: ジョンチク、 アルフレド, アメント、 クリスチャン, ツェンケ、 フランク

出願 2012-537312 (2010/10/12) 公開 2013-510103 (2013/03/21)

【要約】式(I)の新規なヘタリールアミノキノリン誘導体(X、Z、Het、R1、R2、R3およびR4は、請求項1に記載の意味を有する)は、ATP消費タンパク質阻害剤であり、とりわけ、腫瘍の治療のために用いることができる。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2013510103/

厄介ながんの診断や治療につながるペプチドを見つけた

2019年05月23日 | 癌 ガン がん 腫瘍

転移しやすく抗がん剤が効きにくい、といった「厄介ながん」の診断や治療につながる「ペプチド」を見つけたと金沢大学などの研究グループが発表した。ペプチドはアミノ酸が少数結合した物質。このペプチドを目印に使えば、厄介ながんの治療成績向上に活用できる可能性があるという。研究成果は17日付の国際科学誌「ネイチャー・ケミカル・バイオロジー」に掲載された。Science Portal.,:2019年5月22日



AI 早期肺がん94%見分ける CT画像から 米研究グループ

2019年05月22日 | 癌 ガン がん 腫瘍

AI=人工知能に、CT画像での肺がんの特徴を学習させたところ、90%を超える正確さで早期の肺がんを見分けることができたと、大手IT企業、グーグルなどの研究グループが発表し、将来、医師の診断に生かせる可能性があるとして注目されています。 NHK NEWS web.,2019年5月21日

乳がんの幹細胞が、分裂して倍増する仕組みを発見

2019年05月21日 | 癌 ガン がん 腫瘍

生涯のうちに「がん」を患う日本人は、2人に1人の割合だといわれる。 最も多いのは大腸がんで、胃がん、肺がんがこれに続く。しかし、女性に限った場合、最も多いのは「乳がん」だ。 乳がんに限らず、がんの生存率は「分子標的薬」など新しいタイプの薬の進歩により、著しく向上している。分子標的薬は、がん細胞が作りだす異常なタンパク質を狙って、その働きを効果的に抑える薬だ。しかし、「トリプルネガティブ」とよばれるタイプの乳がんでは、標的となるような分子が見つかっておらず、今のところ最適とよべる薬が存在しない。そのような乳がんも視野に、治療に役立つ分子の発見に取り組んでいるのが、金沢大学の後藤典子教授らの研究グループだ。乳がん細胞が増える新たな仕組みをこのほど解明し、米国の科学論文誌「PNAS」で発表した。 SciencePortal.,2019年3月15日

がん生存率は着実に上昇しているが、それはがんと闘うための一指標

2019年05月21日 | 癌 ガン がん 腫瘍
がん生存率は着実に上昇しているが、それはがんと闘うための一指標 余命は最善を尽くす治療と患者自身の闘病の仕方で大きく変わる


国立がん研究センターが、全国の32医療施設が参加する全国がんセンター協議会(中釜斉会長)の協力を得て最新のがん生存率をこのほど公表した。2002~05年にがんと診断された人の10年後の生存率はがん全体で56.3%、08~10年に診断された人の5年後の生存率は67.9%だった。生存率は1990年代の後半から上昇しており、早期発見技術や治療方法の進歩が大きく貢献している。Science Portal.,2019年4月26日

京大 がん免疫療法の研究センター設置へ トップは本庶佑さん

2019年05月19日 | 癌 ガン がん 腫瘍


京都大学は、ノーベル医学・生理学賞を去年、受賞した本庶佑特別教授をトップにしたがん免疫療法の総合的な研究センターを設置する方針を決めました。がん免疫療法の総合的な研究開発拠点ができれば、国内では初めてだということです。
NHK 解説委員室., 2019年5月18日


肺がん治療、私の薬は? 遺伝子変異を特定、個別化医療

2019年05月15日 | 癌 ガン がん 腫瘍

 効果的にがんの薬物治療をするため、患者の遺伝子の変異をあらかじめ調べて、その人にあった薬を選ぶ「個別化医療」が進んでいる。特に肺がんでは変異した遺伝子の働きを抑える分子標的治療薬が相次いで開発されている。変異の有無や種類をいかに早く、正確に診断するかが課題だ。
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20190509001509.html


脂肪肉腫の悪性度を決定するメカニズムを解明

2019年05月14日 | 癌 ガン がん 腫瘍
脂肪肉腫の悪性度を決定するメカニズムを解明 ~分泌タンパクTIMP-4とTIMP−1によるがん促進因子YAP/TAZの制御~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.10
広島大学

広島大学大学院医歯薬保健学研究科(2019 年 4 月 1 日から医系科学研究科) 口腔顎顔面病理病態学研究室(髙田 隆教授(現・名誉教授))の安藤俊範特任助教を中心とした研究チーム(論文投稿時)は、高分化型脂肪肉腫は TIMP-4(注4)を高発現してYAP/TAZ を抑制し、一方、脱分化型脂肪肉腫(予後不良)は TIMP-1 を高発現して YAP/TAZ を活性化していることを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/79466