バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ゲノムDNA複製の真の姿を捉えた -ゲノムDNAが倍加していく様子を1細胞レベルで明らかに-

2019年02月27日 | からだと遺伝子

プレスリリース 掲載日:2019.02.26
三重大学 理化学研究所

理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター発生エピジェネティクス研究チームの平谷伊智朗チームリーダー、高橋沙央里基礎科学特別研究員、三浦尚研究員、三重大学大学院医学系研究科の竹林慎一郎講師、柴田隆豊大学院生(研究当時)らの共同研究グループ※は、増殖中の細胞でゲノムDNAが倍加していく過程を網羅的に解析する「scRepli-seq法」を開発し、その様子を1細胞レベルで詳しく観察することに成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/77669

ビタミンDとマクロファージが骨髄線維症を進展させることを発見

2019年02月24日 | からだと遺伝子

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.02.22
神戸大学

神戸大学大学院医学研究科血液内科学の若橋香奈子医学研究員と片山義雄講師らの研究グループは、骨髄線維症においてビタミンDの過剰なシグナルとマクロファージが病態を進展させることを発見しました。骨髄線維症は、遺伝子異常により発症する骨髄増殖性腫瘍が進展した際の主要な骨髄の病変であり、病気のコントロールを難しくします。本研究成果は原因遺伝子に対する治療とは別の効果的な新しい治療戦略の創出につながることが期待できます。
https://research-er.jp/articles/view/77571

厚労省部会、国内初の遺伝子治療2品目の承認を了承

2019年02月22日 | からだと遺伝子

化学業界の話題knak (2019年2月22日

厚生労働省は2月20日、薬事・食品衛生審議会 再生医療等製品・生物由来技術部会を開催し、ノバルティスファーマの「キムリア点滴静注」(チサゲンレクルユーセル)を国内初のCAR-T細胞医療として正式承認すること、アンジェスの重症虚血肢治療用として承認申請した「コラテジェン筋注用」(ぺペルミノゲンペルプラスミド)を条件期限付き承認することをいずれも了承した。2019年3月中にも承認される見通し。
http://blog.knak.jp/2019/02/2-34.html


突然死や失神、遺伝子で違い=不整脈「先天性QT延長症候群」-日医大などが調査

2019年02月14日 | からだと遺伝子
時事通信社 2019/02/14

皇居で生物調査、10年ぶり新種を採集
 遺伝性不整脈のうち、失神や突然死を引き起こす「先天性QT延長症候群」は、原因遺伝子の違いにより、発作を起こしやすい年代や性別、突然死に至る確率が異なることが分かった。遺伝子別の主要3タイプのうち、睡眠中や安静時に起きやすい3型は、発作自体の頻度は他の2タイプより低いが、最も危険な心室細動や突然死の確率が高かった。

 日本医科大大学院の清水渉教授や国立循環器病研究センターの相庭武司部長らが14日、国内11施設の患者計約1100人を厚生労働省の支援を受けて調査した成果として発表した。論文は米医師会の専門誌電子版に掲載された。msnニュース.,2019-02-14

睡眠引き起こす遺伝子発見 その名も「nemuri」

2019年02月03日 | からだと遺伝子


睡眠を引き起こす新たな遺伝子をアメリカの大学の日本人研究者らのグループが発見し、日本語からとって「nemuri」と名付けられました。新たな遺伝子を発見したのは、アメリカのペンシルベニア大学で研究活動を行う戸田浩史博士らのグループで、1日付けのアメリカの科学雑誌「サイエンス」に発表しました。NHK Web News.,2019年2月1日

ゲノム編集ベビー誕生の報告に非難殺到

2019年01月30日 | からだと遺伝子

Nature ダイジェスト Vol. 16 No. 2 | doi : 10.1038/ndigest.2019.19020711-26

原文:Nature (2018-11-26) | doi: 10.1038/d41586-018-07545-0 | Genome-edited baby claim provokes international outcry

David Cyranoski & Heidi Ledford

中国の研究者がゲノム編集ベビーを誕生させたことを発表し、倫理的問題を巡る議論が巻き起こっている。Nature ダイジェスト 2018-11-26

人の中にウイルス遺伝子 祖先が感染、DNAに混入/発病防ぐことも

2019年01月15日 | からだと遺伝子
(科学の扉)人の中にウイルス遺伝子 祖先が感染、DNAに混入/発病防ぐことも
1/14(月) 朝日新聞デジタル

 我々のDNAには、もともとウイルスの遺伝子だったものが約8%も混ざっているという。大昔に祖先が感染した際に取り込まれたとみられる。これらの中には、ウイルス感染や発病から体を守る遺伝子もあることがわかってきた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190114-00000014-asahik-soci

がん遺伝子異常、加齢で増加 飲酒や喫煙が促進、京大

2019年01月03日 | からだと遺伝子

飲酒と喫煙の様子

 食道がんを引き起こす恐れがある遺伝子の異常は年を取るとともに増加し、過度の飲酒や喫煙で促進されることが食道上皮の遺伝子解析で分かったと、京都大の小川誠司教授(分子腫瘍学)らのチームが2日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。静岡新聞SBS@ 2019/1/3

低温で寿命が延びるのは,,,,

2018年12月20日 | からだと遺伝子
低温で寿命が延びるのは、代謝率の低下による受動的な反応性酸素種(ROS)の減少によるものではなく、遺伝子によって能動的に制御されていることが新研究で証明された

BioQuic News.,

低温で寿命が延びるのは、代謝率の低下による受動的な反応性酸素種(ROS)の減少によるものではなく、遺伝子によって能動的に制御されていることが新研究で証明された

なぜ私たちは年を取るのか?年齢とともに細胞や臓器が劣化する要因はまだほとんど解っていない。一つ知られているファクターは温度である:多くの動物種は、より高い温度よりも低い温度でより長く生きる。シカゴ大学の関連組織であるマサチューセッツ州ウッズホールの海洋生物学研究所(MBL)の助教授であるKristin Gribble博士(写真)は、温度が寿命に影響を及ぼす度合いは、個体の遺伝子に依存することを報告した。
https://1lejend.com/c/4YGU/EEYC/QH0b5/