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靴のアッパーの形状と足の形

2018年05月31日 | 靴のフィッティング
前回はサイズ選びと爪先、踵の形状についてでしたが
今回は足の甲の部分「アッパー」と呼ばれるところの形状についてです。

ここの締め方次第で、そんなに足の形に合わせてもフィット感が得られません。
場合によっては膝に負担がかかりますので、チェックしてみてください。


まずは足の甲の形をチェック

 


立体感がなくて分かり難いのですが、
正常であれば、各断面での位置を頂点として青線の様な曲線を描きます。
中央付近の頂点の位置は人によって若干異なりますが、この解剖モデルの足はこんな感じです。


扁平足や凸足などの変形がある方はちょっと話が変わってきますので、この辺の話はまた別の回で。


チョット雑な分け方ですが、アッパーの形状は前足部(中足骨)と中足部(足根骨)の部分に分けられます。

足の前方部分は親指が高くて(前足部)
中央付近では中央部が高くなり(中側部の遠位)
足関節の直近はまた親指側が高い(中側部の近位)


という構造になっています。


そして、靴の構造がどうなっているかというと。

この2パターンのものが多い様です。
 

分かりやすい写真が用意できなかったのですが
左は中央が全部高い
右は親指側が全部高い

という感じです。


どっちが足にフィットするか?という話ではなく
どちらもどこかしら足の甲の形状とは違うということです。


まず中央が高いタイプで締めると
 

赤い部分が外下方向に圧迫されます。

前方は足を外側に倒そうという力も加わるので、下腿が外側に倒れる(膝が開く)力が加わります
足関節の直筋部は筋肉の腱があるので、ここに当たる位、締めている方はあまりいないと思いますが、ここを締め付けてしまうと膝が外側に持っていかれるだけではなく、足関節の動きにも影響します。ただ、緩いと脱げやすくなります。


親指側が高い場合です。



オレンジの中央部が内側下方に圧迫される
またはその近位の高さに合わせて締めるので若干緩くなる

内側に矯正されるか、内側の固定性が低下するので、膝が内側に入るという影響が出やすくなります。


自転車競技をやられている方はに、
このような靴の影響で膝の動揺が起きている場合があります。

これを無理やりヴィンディングの調節やペダリングで修正してしまうと
膝に捻じる力が慢性的にかかってしまうので、故障の原因になってしまいます。



写真はBOAのものだけですが、前足部の形状は比較的合わせやすいのですが、中側部の形状を再現している靴を見つけたことがありません。
マジックテープやラチェットも、紐靴でも穴の形状と靴の形状次第では同様です。


調節する部位が多い程、フィット感は得やすくなるので1か所しかないものよりは数が多いもの
簿自身の足の形に近いもの
買った後にご自身の足の形にチョット修正
(厚めの靴下?)

という方法で調整は可能です。


最初に書いた「靴の形に締まる」という意味がお分かりいただけ他でしょうか?
長く履いていると靴自体の形が、ご自身の足の形に馴染んでくることもありますが、競技レベルで使用する場合はあまりお勧めできません。
膝にかかる負担など、場合によっては痛みや変な癖につながる位の力が加わります。


特にアッパーの形状と締め方は
足底面をついた時(力が加わった時)の足関節の前後と側方の安定性に大きく関わるので
インソールでの調整を同じくらい重要です。


次回はインソールとアウトソールの予定です。

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