新宿機動部隊(将棋)

社団戦出場チーム「新宿機動部隊」のブログ。

LPSA 芝浦カップ団体戦

2011-06-19 19:38:19 | アマ大会
LPSA主催「芝浦将棋フェスタ」、3人一組の団体戦に出場しました。
審判長は藤森四段。





棋友・Rさんのお誘いで、SHUNさんと3人のチーム。僭越ながら私が大将格ということで。

8チームによるトーナメント。1局目は相手が全員四段登録。こちらは私とSHUNさんが四段、Rさんは初段。有段者同士は振り駒、級位者とは手合い割りというシステムです。振り駒で後手番に。角道を止める三間飛車にしましたが、袖飛車から金を繰り出されて押さえ込まれそうに。飛車角交換の勝負手から食いつきましたが、少し足りなさそう…ところが、飛車と馬2枚で迫られてどうみても危ない自玉が、際どく詰まなさそう。相手も秒読みであわてたのか、一手緩い手を指すも時間切れ。検討では相手玉がそこで詰んでいたので、勝ちは間違いありませんでしたが、ほんとうに際どかった。SHUNさんも勝って1回戦は通過。

2回戦、小学生のチームです。3人とも1級なので、Rさんだけ振り駒、あとの2人は飛車落ち。角落ちは下手でよく指しますが、飛車落ちはあまり経験がありません。正直、どう指すのかよくわからない。△3三角型に組んで下手の動きに追従。右四間から▲4五歩△同歩▲同桂△3七角。馬を作ってもたれる作戦が功を奏し、厚みを確保できては上手ペース。ふと隣を見るとSHUNさんが全駒模様。大人気ないね! しかし、こちらも寄せがとろくて鋸になってしまったのはほんとに申し訳なかった。ごめんなさい。たぶん、▲7七角と打った手が目標にされて△8五桂打と狙われたところがまずかったと思うよ。強くなってね。

昼食休憩。応援に来てくれたG君も交えてそばの吉野家。食事を済ませてすぐに決勝戦。先手を引いて早石田。左銀を素早く繰り出せて△7二金を強要できては大優勢…しかし、飛車交換からの構想が悪く逆転負け。これを勝たなきゃね。

結果的には優勝できず。しかし、団体戦ならではの緊張感が味わえ、楽しい対局でした。Rさん、SHUNさん、ありがとう&お疲れ様でした。

小学生&中学生大会も同所で。


大野教室

2011-06-18 23:35:03 | 将棋よもやま
大野七段の教室へ。



角落ちの2局はいずれも上手ペースを敗れずに完敗。いい勉強になりました。

植山七段とも1局。



この角落ちも、感想戦では難解ながらよくなる手順もあったようですが、完全に切らされる展開に。

休憩時間の詰め将棋トライアルや「どう取るか?」問題など、対局以外にも学ぶことの多い、有意義な時間でした。

「石橋幸緒の将棋レシピ」石橋幸緒・著

2011-06-14 22:15:22 | 将棋本


あれれ、「将棋の出だし4手チャート」、▲7六歩△3四歩▲7五歩に、「続く4手目は割愛」ですか~! それが読みたかった(泣)。

しかし、本当の序盤に立ち返って考えるには非常に価値の高い本です。現代将棋、ここで方針が決まるわけですから。

相手を知っているのならともかく、大会のように知らない相手と当たる場合に、基本的な考え方を整理しておくにはうってつけの一冊です。まったくの初心者だけでなく、定跡の根本を理解したい人にも役に立つと思います。


王位戦挑戦者決定戦 羽生名人が挑戦者に!

2011-06-13 20:53:22 | プロ棋界
王位戦挑戦者決定戦、羽生名人対藤井九段戦は、79手で先手・羽生名人の勝ち。
広瀬王位への挑戦権を獲得しました。

後手・藤井九段の角交換四間飛車穴熊に、羽生名人は銀冠に。中盤、飛車を見捨てて穴熊玉に迫った手が、きっちりと速度を見切っていたようです。

王位戦第1局は7月12日から。広瀬王位にとっては最強の相手でしょうか。

新宿将棋倶楽部例会開催!

2011-06-12 18:08:50 | 新宿将棋倶楽部
池袋将棋クラブにて、例会。



今回は8名の参加。ちょっと少なめでしたが、中身は濃密でした。



3局指して2勝1敗。勝った将棋は怪しく、負けた将棋は勝ちがあったはず、でしたが、観想戦で深く突っ込めたので勝ち負けはともかく得るものは多かったです。

さあ、もうじき社団戦開幕。


A級順位戦 郷田九段、謎の敗戦

2011-06-10 23:34:50 | プロ棋界
A級順位戦、郷田九段対渡辺竜王戦は、千日手指し直しの後、85手で渡辺竜王の勝ち。

千日手局は郷田九段の先手で相掛りとなりましたが、どうも先手に緩手があったようで、千日手やむなし。

指し直し局は角換わり腰掛け銀同型。例の富岡流から、実戦例はないものの先手勝ち筋とされている変化に進みましたが、結果的には研究通りに先手の勝ち。どこかで変化する余地がなければ後手の郷田九段はこの道を選ばなかったはずですが…不可解です。

また、途中で変化すると後手も指せるといわれていたような気がしますが、渡辺竜王はこの形で先手番を持ったのは初めてとのこと。ということは新研究があったのでしょう。それが気になります。

日曜日のネット最強戦は渡辺竜王対村山五段戦ですが、この形になることを期待。

百塔珈琲

2011-06-09 21:31:32 | 与太話
聖地、駒込ジョナサンに行くとします。

駒込駅を降りて早稲田通りをジョナサン方面に向かうと、右側には「基本」という変わった屋号の居酒屋さん。ここは生ビールはないのですが、瓶ビールでハートランドを置いている。

もうちょっと行くと中華料理屋の「宴客」。料理は特筆するようなことはないですが、甕出し紹興酒が大振りのグラスで300円。これはリーズナブルです。

どんどん行くとジョナサン駒込店であやちゃんが待っていますが、そこをぐっとこらえて「基本」の向かい側に渡ると、「百塔珈琲」があります。いっしゅんわかりにくいけど、つけ麺「つねじ」の隣。2階。



よい豆で一杯ずつ入れる珈琲が、安定感のある陶器のカップでサーブされます。百塔ブレンドはあまり深くない煎りで、この季節にぴったり。チーズ・ケーキ、ショコラ・ケーキはともにしっかりした食感で、コーヒーによく合うと思います。

ジョナ研の前に近くの銭湯に寄る余裕のある方は、行って損はしないでしょう。