ふ～ん。「ちはやふる」第11巻。
146手で後手・渡辺竜王の勝ち。シリーズ４勝目をあげて、竜王位防衛。７連覇となりました。
９筋を詰められたままの戦いが、先手には予想以上に厳しかったのでしょうか。角換わりの後手番は、これがスタンダードとなっていくかもしれません。
竜王戦第６局は羽生名人の先手。
角換わり腰掛け銀となりましたが、後手の渡辺竜王は同型ではなく△６五歩型を選択。手待ちの応酬から、先手が▲４五歩と仕掛けました。
65手目に羽生名人は切った歩をまた▲４五歩と手厚く打ち、渡辺竜王が封じました。
Ａ級順位戦、郷田九段対渡辺竜王戦は、145手で先手・郷田九段の勝ち。
角換わり腰掛け銀同型で、例の仕掛けの▲３五歩に対して「機会があればやってみたかった」という△８一飛という新手を竜王が披露。激しい攻め合いとなりましたが、最後は入玉含みに逃げた後手玉を先手がうまく押し返しました。
渡辺竜王は４勝２敗、郷田九段は３勝３敗。
Ａ級順位戦、郷田九段対渡辺竜王戦、例の仕掛けの後、▲３五歩に対して48手目に渡辺竜王の新手、△８一飛が出ました。
激しい攻め合いですが…。
Ａ級順位戦、藤井九段対木村八段戦は、189手で先手・藤井九段の勝ち。
相矢倉からの大激戦、互いに意表を突く手が続出する面白い展開でした。
Ａ級順位戦、高橋九段対森内九段戦は、千日手指し直し局を先手・森内九段が制しました。
千日手局は角換わり、指し直し局は後手・高橋九段得意の横歩取りとなりましたが、薄い玉をうまく左辺に逃がした森内九段が逃げ切り。
明日10日（金）の芝浦サロン、常駐女流棋士は姉妹さんです。
前半（14：00～17：00）中倉彰子初段
後半（18：00～21：00）中倉宏美二段
【れんらくちょう】
う～ん、年内は行けないかな…。