新宿将棋倶楽部例会

下丸子にて例会。

１局目は先手番。２手目３二飛に対して向かい飛車。中盤の入り口で飛車を切って角を成り込む強襲に会い、辛抱の将棋に。後手玉の狭さに付け入って勝ちになったか、という局面で後手の時計切れ。しかし、感想戦ではそこから攻め駒お抜かれる順もあって、本当に勝っていたのかわかりませんでした。

２局目も先手で早石田。後手は少しレトロ調な囲い方でしたが、中央を手厚くされてこちらの飛車角がうまく捌けずに完敗。なるほど、そういう対策もあるわけですね。勉強になりました。

３局目、やはり先手番で早石田。後手が穴熊に潜ったところを玉頭銀から角のラインで攻め込んで優勢に。しかし、徐々に差を詰められて最後も寄せにいったのが正解かどうかわからず。なんとか必死をかけて幸いしましたが、社団戦だったらあやしいな。

10数名の参会で、真剣勝負に没頭。途中で失礼しましたがよい時間を過ごせました。

棋王戦第３局 久保棋王勝利

棋王戦第３局は177手で先手・久保棋王の勝ち。

先手・久保棋王が中飛車から１筋の位を取り、穴熊に組むという趣向。対する後手・渡辺竜王は銀冠で端を牽制し、先手が組み替えて穴熊側の桂馬を跳ねるという大胆な方針に出ましたが、穴熊に組み替えた居飛車が指しやすそうに見えていました。

しかし、細かくポイントを積み重ねた先手が最後は逃げ切り。久保棋王の２勝１敗となりました。第４局は３月18日の対局予定。