今日、「アゴラ」(よいものもありますが、とんでもない場合もあります。)という言論プラットホームインターネットの記事を紹介している中の「デジタル赤字」に関する文章に感銘を受けたのです。その記事は、9月24日付けの城所岩生さんという方の「官民癒着のガラパゴス体質が招いたデジタル敗戦」というものです。
その感銘を受けた重要な部分は、他の方(若江雅子さん。)の本の文章を引用されているのです。次のとおりです。「日立、NEC、富士通は、ソフトウェア会社に変換すべきでした。(中略)ソフトウェアはコピーすれば簡単に大量生産できます。にもかかわらず、わざわざ一件一件カスタマイズした割高なシステムを売って回って利益を上げようとする。要は、ソフトを売っているのではなく、ヒトとモノを売っている。ソフトウェア産業の顔をしたモノづくり産業のままなんです。」と言う指摘です。
ユニクロの柳井がいう「亡国論」があるとすれば、まさに官民の癒着に原因があると考えています。官僚は、文部科学省や外務省の事務次官OBなどたくさんの官僚OBの態度を見れば、この国が反日左翼の少数精鋭に握られて身動きが取れなくなっているのではないかと思うのですよ。
その反日左翼の官僚が天下りする場所を確保するために、他の省庁を使って各企業を支配下に置くという構図ですよね。私は天下りでもいいと思いますよ。官僚の給料は安いですからね。しかし、日本の国を衰退に導くような天下りは反対です。
そして、個人を見ていくと、日本の悪いところである自分の立場が悪くなるようなことはしないということですよね。だから「イエスマン」だらけになるのですよね。まあ、勉強不足で上司にたてつく者もいますけどね。そのような者には、上司がきちんと説明しなければいけないのだと思います。
最近でも、前記の大きな電気屋さんは、家電ですらもカスタマイズして高く売ろうとしていますし。自分の制作したソフトをシステム化して、他社の部品を使えなくして囲い込みを図ろうなどするのですよね。他の会社に修理も頼めないし、使い続けるのですよね。そういえば、日本の鉄道もそういうことですよね。車両の安全性ばかりでなく、運行の管理など総合的なシステムなので、外国人には管理のハードルが高すぎて(お金も高すぎて。)、導入を断られるのですよね。
そして、官僚も反日左翼だらけで、国益を守ろうなど微塵も思っていないように感じます。今回の中国での日本人男児刺殺事件もそうですし、拉致問題など明確でしょう。外務省が北朝鮮のシンパのようですから、うまく行くわけがありません。
日本が滅びるのは、左翼化した様々な集団が原因ですよ。足を引っ張ってばかりなのですから。そろそろ、外国の勉強もしながら、自立した国になるためにはどうしたらいいのかを考えましょうよ。