母の胃癌治療闘病記

-絶対治そうって決めた日から書き始めたブログ-

手術後7日目

2011-10-26 20:01:53 | 日記
2011.10/26(水)

きのうの夜に肩をレントゲン撮ってもらった。
骨には異常なく、どうして痛みが出ているのかわからないとのこと。でも、悪い場所は見つからないので、日にち薬で湿布を貼って、座薬で痛みを緩和している。
なるべくストレスないように、肩の痛みさえ取れてくれば少しは寝やすくなるのだけど。
点滴は、左の肘内側の太い静脈になんとか入って、点滴パックも2つ減り、ちょっとはましになった。

今日、内田先生が来て、血液検査の値もいいし、熱も出ていないようなら明日、ドレーンチューブを1つ抜きますって。
経過が順調でほんまによかった。
「内田先生で良かった~。 内田先生は神様や!」って母が言うと、照れくさそうに笑ってらっしゃった。
これから長いつきあいになるので、どうか母のことをよろしくお願いします。

今日から7分がゆ。 時計を見ながら1時間かけてゆっくり食べている。
食べるとお腹が痛くなるので、少しベッドにもたれて休みながら食べる。
おやつにみかんの缶詰も出ていた。

退院したら籐のイスを買って、もたれて座っとくって言ってた。

携帯をauからdocomoに乗り換え。 今日、父の分と手続きして、あたしたちの家族に組み込んだ。
これでいくら電話してもメールしてもただやから。
電話帳の入れ替えも終わったから明日、病室に持っていってあげるからね。

手術後5日目

2011-10-24 22:33:23 | 日記
2011.10/24(月)

今日からおもゆスタート。 大さじ3杯くらいの量。
母が言うには、 「太刀魚の匂いがした。」・・・らしい。 
あとは、かぼちゃとコーンを潰したものが出た。 全部食べれておいしかったと言ってた。
「おぇ~っ!ってならへんかったぁ?」って聞いたら、「全然。」と。
よかった。
病院で食べた食事のレシピを参考に欲しいと看護士さんに頼んでた。
前向き~!

点滴の管が入らなくて、入ってもポタポタ落ちていかずで、イライラするらしい。
口から食べれるようになったら点滴が1パックでも減ればいいよね。

左肩の痛みがとにかく酷いらしく、今日はリハビリの先生があいにくの休みで診てもらえなかった。
内田先生が、「手術中の腕の固定から起こる筋肉痛か、もしくはお腹に入れてるドレーンチューブのせいかなぁ。」と言ってたそうだが、先生も気にして診てくれてるみたいやから、とりあえずは明日のリハビリの先生の診断待ち。
座薬を入れてもらって痛みを緩和してる。

今日、看護士さんに「大部屋へ移ってもらえますか?」と聞かれたそうだ。
手術した患者さんが次々と個室に入るため、個室が足りなく、母に打診してきたそうだ。
母は、「同じ日に手術した方はどうなってるの?」って聞いたら
看護士さんは「みんなに断られて・・・」と言わはったそうだ。
それを聞いて、「あたしだって、ムリ!」と断ったそうだ。
内田先生に、断ったことを話したら、「当たり前や!まだ不安定な状態で、看護士がそんなん言うてきても、断ったらエエ。」って言ってくれたそうで、母の内田先生びいきはとどまるところを知らない(笑)
嫌なこと、困ってることなど、ちゃんと正直に先生や看護士さんに言えてるようで安心する。

内田先生に「リンパはどうしたんですか?」と聞いたら 「全部取ったよ。」って言われたそうだ。
そこに腫れがあったとは知らないみたいだ。 何も無かったらいいな。それだけを祈る。

手術後4日目

2011-10-23 16:17:41 | 日記
2011.10/23(日)

点滴が入らない。 血管がもともと細く、右手も左手も青あざだらけで痛々しそう。
下林先生(ひげ先生)が入れに来てくれてやっと入った。

左肩の痛みがきついらしく、明日、リハビリの先生に診て貰う。
もしかしたら、手術中に筋を違えたのかもしれない。

大塚製薬のファーバーなんとか・・・っていう粉末を水に溶いて飲む栄養剤の味がおえぇ~っとなるらしく、
飲めないって言ってた。
看護士さんに冷たく冷やしてもらったら?

きのう、初めて大便が出たそうだ。 少し固まりのある茶褐色だと言ってた。
おならもよく出て、腸はすごくよく動くそうだ。
その腸の動くのがとてもよくわかるって言ってた。
でも、胃がないから食欲が湧かないらしい。
父が551の肉まんを自分の夕食のために買ってもっていたのを見ても、「食べたい~~!」って思わへんねんって言ってた。
胃と脳は直結なのかな?

帰りがけにエレベータの中で偶然、つかあきにいちゃんとせえこねぇちゃんに会う。

手術後3日目

2011-10-22 22:46:54 | 日記
2011.10/22(土)

病室に母の高校時代の友達が3人、お見舞いに来てくれた。
心強いことに、そのうちのお一人の方のご主人さんが今年の春に胃を3分の2切除されたとのこと。
退院後の食事の事など、母にアドバイスしてくださるとのこと。
経験者の話を聞くのが一番参考になる。

母は、今朝、尿道カテーテルを抜き、点滴スタンドを押しながら一人で歩いてトイレに行っている。
尿もわりに出ているらしい。便はまだ。
顔色もよく、本当に胃を全摘したの?って思うくらい。
今日も4Fのフロアーを歩いて1周してきたそうだ。
あんまり飛ばしすぎないように・・・(笑)

今朝から血圧の薬服用。
アムロジン5mg テノーミン25mg 分1 朝
痛みが出ると、血圧が上がるからだそうだ。もともと血圧が高めだったと思うけど、たぶん、母のことだ・・・放っておいたに違いない。
これからは、病院とは長いつきあいになるのだから、血圧管理もちゃんとやっていこう。

きのう、左の肩がすごく痛いので、湿布をもらった。貼ってるとましだそう。
手術中、左手が邪魔になるので、ずっと万歳の格好で固定されてたからだと言う。
なるほど~・・・ 7時間以上、ずっと左手をあげたままだもんな。 筋肉痛か~。

手術後2日目

2011-10-21 21:41:57 | 日記
2011.10/21(金)

個室に移る。
母はベッドに自分の力で座れるようになった。
朝から、自分で立って看護士さんと一緒に4Fのフロアーを1周してきたそうだ。
じっとしていると癒着するというのがよっぽど気になっているのか、頑張ってリハビリしている。
とても努力家なのだ。
昔からそう。頑張り屋で、めったな事では弱音は吐かない。
この調子でこの先の癌治療も乗り越えて行けたらいいなぁ。

今日からお茶のペットボトル500mlを飲んでいいそうだ。
胃をなくして初めての口からの摂取。
どんな感じがするのか?と聞いたら、「別に何にも変わらへん。」って言ってた。
たいしたもんだな。
明日は尿道カテーテルを抜いてもらうんだと張り切っていたが、あまり飛ばしすぎないように。

お腹の傷は腹腔鏡で手術してるからとても小さく、たぶん治ったら温泉だって行けるだろうと思う。
ドレーンチューブからはまだ鮮血が出ていて痛々しそうだ。
今日も顔色が良く元気。
ただ、血圧が高いそうで、痛みが強まると上がる傾向にあるようで、
院長先生が「明日から血圧の薬を2種類、出します。」と言ってた。