好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。※主にミステリ・SF・ファンタジー要素の小説やゲームの記録です。

テレパシーの世界で殺人事件は存在し得るか。

2017-12-15 | その他ミステリ
『破壊された男』(byアルフレッド=ベスター)、読了。

1953年作。

この作品を知ったのは、以下のAAストーリー版だった。

【分解された男】やる夫が破壊されるようです
http://matomemo3.blog.fc2.com/blog-category-23.html

書籍は絶版とも聞き、半ば諦めていたが、
今年2017年に復活したというハヤカワ版を図書館で見かけたので借りてみた。

時は24世紀。テレパシーを使える人が一般化しつつある世界で、
しかしながら起こる殺人事件。
心を読まれる危険を潜って完全犯罪を企む男・ベンと、
最高レベルのテレパスを使いこなす警官・パウエルの
攻防を描くミステリである。

複雑な武器などの道具も多く出てくるが、
事件の根幹にあるのは、あくまでも人間の原始的かつ単純な感情。
事件と平行して、ある種のラブストーリーも進んでいく。
この度の小説で、AAストーリー版との違いを見るのも、また楽しかった。

それでは。また次回。
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