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今月号の正論に「少子化対策とフリーター」という題の投書があった。
冒頭では、少子化対策では仕事を持ち定職についている人が論争の中心となり、支援にフリーターが除外されているのは意味がないとある。
フリーターの労働環境についてのNHK特集を参考としてあげ、フリーターの状況を憂い、将来の労働人口をうんぬん論議する保守派の認識を「寒いほどに遅れている」と断じている。
たくさんの人が職にあぶれて、企業は新卒の採用に頑ななまでにこだわり、派遣労働は買い叩かれ、それが労働市場の大問題で、それが解決されないと生活の安定には程遠く、少子化の解決など説得力にかけると言う。

読んで思った。
論点がずれていっている。自分の読解力が足りない?
少子化対策よりフリーター対策のほうが大切であるとのことなのだろうか。

少子化や高齢化社会にはいろいろな根本原因が考えられ、それに対するさまざまな対策がほどこされている。
ニートやフリーターへの対策も厚生労働省から出てきている。
双方共に日本の現在の問題である。
しかしながら対策を考えたとき、将来に備えるものと、現在の状況に対応するものは別個に考えたほうが効率的ではないのか?
また対策はできることからやるのが最も近道ではないか?

国の問題はどこにでもある。
それを一つ一つ片付けることで今を生きる人は将来にバトンをつなぐ。
国を構成する国民というのものは、現在生きている人だけではなく、すでにバトンを渡し終えた旧世代や、これから生まれてきてバトンをつなぐ人も含んでいると考える。
自分はこの瞬間だけを生きているのではない。

34歳フリーターの投稿主が、どのような事情でフリーターの立場を選択したのか知らない。
人それぞれ。
会社員を選び10年以上社会で働いてきた自分とはもちろん物事の見方は違うことも理解できる。
しかし、フリーター対策が満足のいくものではないという事実から、少子化対策を説得力にかけると断言する投書には同意できない。
異なるものを比較して、どちらがどうこうと、声高に叫んでも、それこそ説得力がない。

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コメント
 
 
 
失業者はほとんど常に存在する (経済学部)
2005-05-22 00:46:33
 自発的か、非自発的かにかかわらず失業者はほとんど常に存在する。働きたい人が働けない現実は求人倍率でわかる、と思うのは間違いですか?
 
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「ニート急増」に思う (そうなんだ~blog)
学生でもなく、職業訓練もしていない無業者のニートと呼ばれる若者が急増している。私は、ニートは若者だけに限った現象だろうかと疑問視している。もっと高齢者まで広がっているのではないか。解決のヒントはコミュニケーションだと思う。