m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

陶の音と陶の画展

2021-12-04 | 美術館・ギャラリー他

箕面の桜が丘のギャラリー「45POOL」で
タイルの展示&販売をされていると友人より教えてもらって、伺ってきた。
ギャラリーは今年の3月にオープンしたばかりだそう。


自然の植物や鳥などをモチーフにデザインされたというタイル、というか陶板が、どれも素敵!



以前は写真を専門にされてたとのことで、撮られた写真などから
デザインされているとお伺いした。
一番下の作品はトウカエデをデザインしたものだそう。
土の質感や釉薬の色合いがとても素敵だ~


これはキツツキ?!
木に止まってる姿も可愛いし、色も好き。


そしてこの陶箱たちが、めちゃめちゃ可愛かった。
コロンとした丸みを帯びたフォルムや四角い箱に、印花で装飾されたものなど
ひとつひとつ画や形、色が微妙に違っていて、どれも欲しくなる・・







更には陶のオルゴールも。
手回しのものもあって、音を聞かせて頂いた。
陶箱の中に入れられたオルゴールの独特の響きが美しい。





私は迷いに迷って、八角形のフォルムと赤伊羅保という
釉薬の色が気に入って、この真ん中の箱物を購入。
蓋を開けると、中には仕切りまでついていて可愛い。
両脇のは中蓋までついてた。


蓋にはムベという植物とアオゲラという鳥が描かれている。


テストピースの陶板もかわいいなあ~


陶板を天板にしたテーブルも素敵だった。

こちらのギャラリー以外にも近くで陶芸教室(花の木)もされているとのこと。
今日は作品が見れて、とても楽しく、目の保養をさせて頂けた。
「陶の音と陶の画展」は明日(11時~18時)まで。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嵐山・祇王寺&カフェ嵯峨野湯

2021-12-02 | 季節の花・自然
先日、京都を歩く会で秋の紅葉を嵐山へ見に行ってきた。


この日は秋晴れの紅葉狩り日和。


特にどこへ行こうと決めてなかったのだけど、
ぶらぶらと歩こうということで、駅の近くの法輪寺へ立ち寄ってから嵯峨野へ向かって歩いた。
そして、以前新緑の頃に訪れた苔がきれいだった祇王寺を目指して歩くことに。
途中にやきもののお店もあって、立ち寄る→詳細は後ほど



嵯峨野のトロッコ列車駅
屋根の上に覆いかぶさるような紅葉が美しい。


ピンポイントで光が当たったところに透ける葉がきれい。


 
背の高い紅葉した木もあって、見上げると、紅葉天井。



嵯峨野の竹林の小径。
まっすぐ伸びる竹が清々しい小径。



そして祇王寺へやってきた。
紅葉と苔の緑の競演を期待してたけど、
ちょっと遅かったようで、


苔を落ち葉が覆ってた。



日陰はしっとりとした色づく落ち葉がきれい。



ふさふさの苔が顔を出してるところも。



この2種類の苔が多く見られた。


落葉もたくさんだったが、まだまだ色づいたきれいな紅葉もあって、
青空に映えてとってもきれいだった。









葉がほとんど落ちて、枝ばかりになった木もいいなあ。









まだら模様のもみじ。






お昼は行き当たりばったりで、祇王寺近くのお店、茶房さがのに入ることに。



お土産に和紙が貼られたマッチをひとつづつ頂けてうれしかった。
皆で吟味してそれぞれひとつを選ぶ。
元来た道を引き返し、お目当てのカフェに行ってみたが、長蛇の列が出てたので諦め、カフェ嵯峨野湯へ行くことに。


途中、京都嵯峨野郵便局をリノベーションしたというカフェもできていた。
11月にオープンしたばかりの紅茶とスコーンのお店らしい。


そしてカフェ嵯峨野湯へ。


大正時代の銭湯をリノベーションしたカフェなので、
銭湯の名残があちこちに残されている。
特に、浴室入口前はさまざまなモザイクタイルが貼られて、
タイル密度の濃いスポット。


灯台、海、ヨット、松林などが描かれたモザイク画。
同じモザイク画が男女入口に左右対称に貼られている。


ガラスブロックとモザイクタイルに囲まれたコーナー。
浴室側は水風呂の浴槽があったのだろうか・・


白黒灰の玉石タイルが敷き詰められる。






洗面台の縁には可愛いレリーフモザイクタイルが。



この日は2階席へ案内された。
真っ白にリノベーションされた空間。



お昼が軽めだったので、皆でパンケーキを食べた。ボリュームあってお腹いっぱい。。
この日も久しぶりに皆(一人欠席)で会えて、紅葉も楽しめてよかった。
次回は新年会かな?!


追加で、祇王寺への途中に立ち寄ったやきもののお店。


息子さんと親子で制作されているという小陶苑。
渋めの器がいろいろ。


これは?陶器の火鉢?
お座敷火鉢というものだそうで、こちらは大正時代のものだそう。
狸のレリーフはご主人が後からつけられたという。



ちょっとしたテーブル代わりにもなるのか、縁には平な部分が少しあって、
織部や白萩などの釉薬が大胆にぽたぽたと掛けられていた。



棚を支えるやきものはたちざやと言われる窯道具をリサイクルしたものだそう。


こちらも窯道具の一種で、この台の上で製品を置いて焼くため、
釉薬が流れ落ちた跡がいい感じの景色になっている。


こちらの火鉢も大変珍しいものだそう。
なまこ釉に白萩で等間隔にラインが引かれており、
ここまできれいにラインが出ているものは珍しいのだとか。



お店の塀には常滑で見る光景のように、窯道具で塀が作られていた。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする