昨日はこの夏、共に沖縄へ行く友人と、沖縄会議を開いた。
友人の意見を聞きつつ?!ほぼ私が計画立ててしまったのだけどいいのかしら・・?
無理があれば途中別行動もあり、ということでとりあえず一通り計画を終えて
もうすっかり沖縄を一周してきた気分に・・・
今日は時間もあったのでついつい「2007年夏 沖縄の旅」のしおりを作って
超自己満足な世界に浸ってしまった~
毎年の恒例の夏旅行は友人家族と一緒に。
この夏は両家合意の元、沖縄へ行くことが決定~
我が家では沖縄は3年ぶりの2度目でいつかリピートしたいと願っていたところでした。
もう1ヶ月を切ったのでいつものごとく図書館から沖縄本を借りてきて計画も着々と・・
先日は「ひめゆりの塔」のビデオを借りてきて一家で鑑賞会を開き沖縄と戦争のことを少し学ぶ。
食のバイブルはうまひゃひゃさぬきうどんでもおなじみのさとなおの「胃袋で感じた沖縄」「沖縄上手な旅ごはん」で決まり!
そして昔、読んでいた柳宗悦の「琉球の富」というエッセイを読み返してみた。
沖縄の伝統的な瓦屋根に始まり、やきものの壺屋焼、染物の紅型、生活に根付いた音楽、舞踊、その他・・
沖縄が自然にも恵まれいかに文化や芸術に豊かなところであるか、ということを再認識でき、そんな伝統芸術を今回はじっくり見ていきたいな~と楽しみが膨らんでゆくのでした。
旧西尾家住宅の後訪れたのは歩いて10分ほどのところにある「浜屋敷」。
江戸時代吹田村の旧庄屋屋敷を当時の面影を残しつつ現代的な利用を考慮して再生された施設。
たまに催しをやってるようだが子供向けの催し、「たなばたまつり」はちょうど来週でした・・残念。
屋敷の中には土間も再現されていてへっつい(かまど)が。
普通は飯釜、菜釜、茶釜の三口だが、浜屋敷のものは五口の焚口があり勾玉形に漆喰で丹念に仕上げられていたと伝えられている。
座敷の方へも自由に上がって見学できる。
広~いお座敷に冷房ががんがん効いていて天国~~
三棟の蔵では資料が展示されている蔵の他に多目的室やギャラリー兼音楽室などとして活用されている。
主屋の方には簡単な喫茶もあったが飲み物やカキ氷など全て100円で良心的!
又イベントをやってる時に訪れたいな。
吹田市にある旧西尾家住宅は仙洞御料(天皇を退位した上皇の御料)庄屋で数奇屋風を意識した主屋、武田五一による和洋折衷の離れや薮内流の茶室、茶庭が一体となった住宅。
一般開放されており、ボランティアガイドさんがつききりで案内していただけるということで訪れてみた。
1時間ほどかけてゆっくりお屋敷の中を解説つきで見学させていただく。
母屋の和室には贅を尽くした意匠の数々が。
この縁側の窓ガラスは大正時代の面取りカットガラスという手づくりのガラスが使用されており、窓ガラスを通すとすこし景色が歪んで見えるなど味わい深い。
ランプとその下には釘隠し。
釘隠しは桂離宮と同じものが使用されているという。
部屋によって欄間もそれぞれ異なり、こちらの欄間は牡蠣の貝殻をつぶして粉にし、ニカワを混ぜて描いたものだそう。
なるほど立体感と光沢がある・・
こちらの台所には武田五一設計の食器棚兼作業台(三つとも)などが。
お茶室へ続く石畳。
薮内流のお茶室、積水庵と雲脚を模した茶室がある。
武田五一が設計した離れ。
外観は主屋に合わせるために和風で内部は西欧の建築意匠を随所に取り入れている。
暖炉が設けられた応接室。
窓ガラスにはアールヌーヴォー風のステンドグラス。
アールデコな照明など。
サンルームは数奇屋風に扱うなど巧みな和洋折衷の意匠が特徴。
この他にも広大な敷地の中に牧野富太郎の関与が伝えられる温室などみどころがたくさんな旧西尾家住宅。
詳しい解説と共に楽しませていただきました~
詳しくは旅行記のブログへ↓
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10161605/