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山形の旅2018【山形の近代建築その一】

2018-09-06 | 山形の旅2018

酒田から山形へは庄交バスというバスが出ていて、8時半に出発し、11時前に山形に到着。

山形駅前で又レンタサイクル借りて出発~

山形はレンタサイクルがあって、ほんとによかった・・なかったらこの距離感だと完全にアウトだった;

前日に日傘ささずにスマホでナビりながら片手で運転してたら、日光浴び過ぎて熱中症まがいになったので

さすがにこの日は日傘さしながら、ゆっくり目走行を心掛け、ナビは所々使うという方針に変更。

手が三本欲しい・・というか自転車につけるスマホスタンドを用意すればよかった。

 

 

霞城公園内にある山形市郷土館へやってきた。

三層楼のモダンな擬洋風建築は、明治11年に建てられた県立病院、済生館だった建物。

当時、山形の宮大工たちが300人がかりで7か月で完成させたのだそう。


  

昭和44年に取り壊しの危機を逃れ、2年5か月かけて現在の場所に移築復元されたという。
 
移築時には明治11年建築当時の工法で壁も床も仕上げなければならない仕事の困難さから身体をこわし入院する職人も出たとか・・
 
明治と昭和の宮大工の最高傑作といわれる。重要文化財
 
 

 

円形の回廊は14角形のドーナツ型をしていて、真ん中には石や木々を配した中庭に。
 
 
  

回廊には8つの部屋がつくられ、それぞれ診療室などに利用されている。

横浜にあるイギリス海軍病院を参考にしたのだとか。 
 
 
 
 
病院時代の部屋割。

 

 

現在、各部屋は展示室となっていて、撮影禁止。

廊下に面して、受付なのか?こんな小窓が付けられた部屋もあった。

 

 

アーチの欄間にはカラフルな色ガラスが入り、

 

 

そこから伸びる階段

 

 

この階段に誘われるように上っていくと、

 

 

2階から中3階へ上る螺旋階段のある階段室へつながっていた。

コンパクトでとても美しい階段だなあ。

 

 

階段には和風色の強い唐草模様の彫刻が入れられている。

下から見上げてもうっとり。

 

 

カトリック山形教会は創立は明治33年、

建物は大正末期に建てられ、平成22年に改装されたそうで

 

 

すっきりと明るい聖堂内。

 

 

祭壇にはキリストの貼り付いた十字架とステンドグラスの丸窓

 

 

特徴的な形の窓に淡い色のガラスが入ったステンドグラス。

 

 

 

 

出入口の色ガラスの入ったドア。

 

 

教会に隣接する司祭館。

 

   

フォトスタジオ高橋には

 

 

タイル貼りのショーウィンドウがあった。

 

 

 

  

ここの持ち送りのデザインが派手で素敵だなあ。

 

 

昭和4年建築、理容仲野。

 

 

山形聖ペテロ教会は明治42年にJ.ガーディナー設計により建てられたゴシック風の教会。

こちらは閉ざされていて、中へは入れなかった。

 

 

 

 

三浦産婦人科医院

天辺に塔の付いた病棟 

 

建築巡りは更に続く・・

 


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