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グランドサロン十三&聖贖主教会

2023-12-06 | 建築巡り・街歩き【大阪】
先日、十三アートフェスで、今まで何度か見学会を逃していたグランドサロン十三の店内見学会があるというので訪れて来た。
昭和44年創業、現在も現役のキャバレーとして、又貸会場としても活用されている。


会場に入ると、煌びやかな舞台に豪華なシャンデリアが目に飛び込んできた。
舞台は電飾が取り囲み、ドレープたっぷりのカーテン、円形に張り出したステージには、カラフルな照明が埋め込まれている。
華やか〜





170名収容できるという客席は、深いブルーのベルベットの半円形のソファに、各テーブルには、スタンドライトが設置。





クラゲのようなアクリルの照明カバーがレトロでかわいい。


店内の各所に付けられた照明いろいろ。


花の形の天井照明。


2階のフェンスの下の壁面に付けられたリボンのような照明のシルエットがすてきだった。ピンクの色もかわいい。


鏡に描かれたもの。


階段ホールを見上げる。
弧を描く階段に、縦長のシャンデリアがぶら下がる、とても美しい階段ホール。


階段ホール壁面は、2種類の布地が使用されクッションウォールになっていてリッチな雰囲気





チェーンのドレープがゴージャスな照明。




階段手摺りの格子と照明。


2階のホール。
舞台は、全く見えないようだけど、客席が設けられてる。



フェンス越しのステージ。


すぐそばに、豪華なシャンデリア。








玄関ホールのシャンデリア。

なかなか入る機会のないキャバレーの内装は、昭和レトロ感満載で楽しめた。
また機会があれば、催し物のステージを見てみたいな。



お昼に純喫茶淀へやってきた。




こちらにもグランドサロン十三を思わせるような縦長のシャンデリアが。


こちらは、ガラスを繋げたもので繊細で美しかった。


店内は、真ん中に階段があって、ちょっと変わったつくりに。中2階と2階を行ったり来たりと、店員さんが忙しそう。


表からも見えていたアーチのステンドグラスの前の席が空いていたのでそこに着席。


オムレツのクリームコロッケのランチを。



そして、少し前に見学会があったという同じく十三にあるヴォーリズ建築の聖贖主教会へ行ってみた。
社会福祉法人博愛社の中にある教会、ちょうど開いていて、見学&撮影可と言われたので、有難く見せて頂いた。

明治40年からの歴史ある教会で、初代の建物は、室戸台風時に全壊し、現在の教会は、昭和11年にヴォーリズ設計により建てられたもの。


ファサードには、飾り壺が二つ乗っていて、
アーチを描く扉周りは、何重にもモールディングが重なる。


扉には、どっしりとしたアイアンのヒンジ。



1階は博愛社の集会室となっていて、聖堂は、2階と言われて、階段を上る。
階段にはクローバー型の透かし模様が入っていた。


アーチに囲まれた祭壇、両サイドには、縦長の大きなアーチ窓が並び、明るい聖堂内。





祭壇後方のステンドグラス。




筒状の縦長照明。
アイアンのカバーの細工も良いなあ。


説教壇にもアーチ模様が。


聖堂脇の小部屋。


こちらの照明の天井装飾が繊細で美しかった。


前方から後方を。


3階には、バラ窓があって、床への色ガラスの映り込みもきれいだった。





3階から、聖堂を見下ろす。



敷地内には、児童養護施設や、老人ホームなどもあって、小橋兄弟記念館という建物には、モザイクタイル画が描かれていた。







こんなかわいい東屋も。


その後は商店街の散策&買い物を楽しで帰宅。










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